【募集】 試したことの無い仕事、期間限定で試してみよう。京都でスープカレー屋になる4ヶ月。
今仕事を休んでいて、いきなりフルで働くのはちょっと負担、とか。
前の仕事と違う仕事をはじめたいけど、自分が何に関心があるのかが分からない、とか。
今キャリアブレイク中で、自分に何ができるか、自分は何をしたいのかを考えているような方のために、冬のあいだの4ヶ月だけ、京都で週一のスープカレー屋を立ち上げるプロジェクトがメンバー募集中です。
プロジェクトの生まれた背景
このプロジェクト、もともと、大阪で「しごとの間借りプロジェクト」として始まった、休職中・離職中の方向けのリワークプログラムです。
仕事を辞めたり、休んでいる時、友達など知り合いに会うと「今、何してんの?」と聞かれることが辛かったりします。「何もしていない」とか「休んでる」とか言うことが嫌で、人と会う機会を減らしているという人の声もよく聞きます。
本当は仕事を休んでいる時期って、色んなことを試したり、色んな人と会ったりして「こんな生き方があるんだ」とか「自分って何がしたいんだろう」ってことを試したほうが良いと思うんです。
でも、世の中に「ちょっと試してみる」ぐらいの気持ちで出来る仕事って少ないんですよね。アルバイトをするにせよ「続けられるの?」「責任もってやってね」という圧がかかって、しんどくないですか。
だから、極端な言い方をすると「責任の無い仕事」をつくりたいと思いました。
もうちょっと正確に言うと、「自分一人で責任を背負わず、みんなでシェアする仕事」ですね。
責任を感じなくていい、かろやかな働き方
1.まず、活動は週1日だけです。
だからそれ以外の曜日に何をしていてもOK。「もっとシフト入れない?」なんてことは言われません。
2.つぎに、期間限定の4ヶ月だけの仕事です。
始めたからには長く続けてね、なんてことを言われなくても済みます。長すぎず、短すぎないちょうど良い期間だと思います。
3.そして、ワンオペでやる仕事を4人ぐらいでシェアします。
一人分の仕事をシェアするので報酬は1/4になります。でも、負担も1/4になります。自分が休んでも、他の3人が頑張ってくれたりします。自分が休んだら他の人の報酬が増えるので、気兼ねなく休みましょう。
4.働き方をみんなで相談して決められる
余裕があるので、みんなで無理しない働き方のルールを決めながら働きます。例えば家が遠い人は出勤時間を遅くしたり、家が近い人は途中で昼寝しに帰ったり、みんな無理せずに働きます。
どうでしょうか。こうやって聞くと、結構気が楽になってきませんか?
でも、本格的な経験が積める講師陣
そんなにゆるく働いて、何かの経験になるの?と思った方もいるかもしれません。確かに働き方はかなりゆるいですが、この場をつくる講師陣はさまざまな専門家が関わります。
1.スープカレーのメニュー開発講師はカレー専門店の料理人です
大阪にある、「となりの人間国宝さん」にも取り上げられたカレー屋「nimo alcamo」のオーナー兼料理人が、講師としてメニュー開発を手伝います。
(そう、このプロジェクト、メニューを考えるところから始まります)
2.チームで話しながら進めていくための、対話の方法も学びます
4人1チームで取り組むときに、話し合いをしながらプロジェクトを進める方法をファシリテーションの専門家に学びます。
3.店舗づくりには、料理以外のさまざまな仕事が関連します
これは希望者のみですが、例えば「ネーミングを考えたい」「広報をしたい」「経理の業務をしたい」「メニュー表のデザインをしたい」など、店舗をはじめるために必要なさまざまな仕事を、希望すれば体験することができます。これらの仕事を、プロからのフィードバックをもらいながら進めることも出来ます。
プロジェクト終了後のキャリア相談もできる
書きながら至れり尽くせりだなと思ってきましたが、さらに、キャリアコンサルタント等のスタッフが、プログラム中に伴走支援をおこないます。
仕事を試しながら、感じたこと、考えたことを一緒に整理しながら、今後の進路について考えるサポートを行います。
プログラムの流れはこのような感じ。
2ヶ月かけてメニュー開発を試作を行い、後半2ヶ月で店舗運営を行います。それらと並行して、皆で対話する時間や、個別の相談をする機会があります。
最後には活動報告会。4ヶ月の学びを皆で振り返る時間をとって終了です。
メンバー募集中
そんなプロジェクトのメンバー募集を、「WORK RULE SHIFT KYOTO」のwebサイトで行っています。説明会もありますので、ぜひ覗いてみてください。
このプロジェクトは、今後も年1,2回募集する予定です。今回タイミングが合わなかったとしても、次の応募でぜひエントリーください。(次はスープカレー屋ではない別の店になります)