【Tips18】転ばぬ先の光り物
私はこの週末、
ご覧のようにホームポートのある城ヶ島を眼下に、時速400ノットでひとっ飛びし、すぐそこの南の島に来ております故、マリーナには行けませんので、自宅で事前に書いていたネタを。
この私のブログ、noteのサービスを利用していますので、そのフォーマットに乗っかる形で記事をカテゴリー分けし、出航記録だったり整備記録だったりをマガジンと言う形で分類しております。
そんな中で、この小物類シリーズのマガジンは久しぶりな気が。
↑小物類シリーズのマガジン
昨今の物価高の折、積極的な無駄遣いが出来ていない事を反省。
いや、反省するところじゃないか??
しかし久しぶりの今回の無駄遣い。
いや、これに関しては無駄な事が良い事なんですわ。
使われない事こそがベストな物なので。
今回の無駄遣いは光り物。
とは言っても、サバの中にいたアニサキス様にやられたとか、ソウダガツオでヒスタミン中毒になったとかで医療費の無駄遣いって感じじゃ無いですよ?
そっち方面ではなく、電池で自力発光する光り物の話ですわ。
今回購入したのは、ダイブアイランドさんと言うところが販売しているBUDDY FLASHと言う安全器具。
どんな物かと言うと、
こんな感じの、ボタンがたくさん付いていて、押せばチャンネルが変わったりボリュームが… いや、それはサイズ比較用のfire tvのリモコンだ。
こんな感じの大きさの蓄光プラスティック製、スイッチ1つ付いていないシンプルな製品。
スイッチはありませんが、クリップとスナップが付いて、ストラップホールも一つ開いてますな。
どんな安全器具かと言いますと、
「水に浸かると勝手にピカピカ光る」
と、至ってシンプルな器具。
しかしこのシンプルさが要ですな。
勝手にと言うのがポイントで、人の意思によらず、スイッチを入れようが入れまいが(そもそもスイッチなんか無いけど)、水に浸かれば点灯、点滅。
ま、電池交換が出来ないので、電池が切れたら廃棄と言う形になりますが、そこはおそらく防水性確保と低価格実現とのトレードオフなんでしょう。
電池が切れたら廃棄とは言え、300時間の稼働と書かれていますから、話半分(失礼!)としても、連続で1週間近くチカチカするわけで、どう考えてもこの器具より先に落水者の方がアウトになるやん… と言う感じ。
話半分と言ったのは、寒冷地、氷点下のような場所では極端にバッテリーの… いや、それなら落水者の生存時間はバッテリー以上に、下手すれば数分でアウトか…
多分ですけど、バッテリーの経年劣化までは使用できると思うので、3〜4年毎の買い替えスパンくらいのイメージで安心なんじゃないかなー?
3〜4年経ったやつはなんとなく心配なので、惜しまれつつ辞めるが華ですよと勇退させてやり、深場や夜の釣りで仕掛けに付けたらいいかも(機器の寿命も釣りに使うと言う事もテキトーな私の個人的見解ですよ)。
あー、そうか!船検毎に買い換えればいいやね。
私はこれを見つけた時、
「こりゃいいや!」
と
2個買い求めましたわ。
そして届いたら早速実験。
水に浸けると、青い光が
チカチカと点滅します。
どんな感じかと申しますと…
↑こんな感じですわ。
明るさ?いや、私は輝度を測るような機械を持っていないので想像して下さい。
これは私、個人的に悪くないと思うなー。
邪魔にならないし、重いわけでも無いので、ライフジャケットの端っこに付けておくとか首からかけておくだけでも、オーバーナイトの航行での安心材料の一つにはなると思う。
私の艇だと(今はクルーとかいない小舟ですが)、夜間は左腕にエマージェンシーフラッシュライトの装備と、首からLEDライトを掛ける事を義務化してましたが、フラッシュライトが単三電池3本入れるタイプだったから200g以上あって、邪魔で邪魔で。
もう今はレースとか出てないから、JSAF/ISAF規定とか関係ないし、これで十分なのでは?と言う勢いですわ。
しかし、私のライフジャケットの中には…
と、遭難時にしか使わない物ばかり満載でして、その上DSCの付いた国際VHFハンディ機までジャケットのベルトに。
お前、どれだけ落水・遭難する気満々なんだよと突っ込まれても仕方のない過剰装備。
ホームポートから30マイル離れる事も、もっと言うとショアから5マイル離れるのも稀なのに。
そのうち装備品の重さで落水するかもしれませんな…
他にもシグナルミラーとか遭難時用散布染料とか携帯濾過器とか、欲しい安全装備色々。
そのうち、
こんな写真見ても笑えなくなりそうな自分がいそうで怖いわ。
ま、これがオチって事で。
いや、いちいちオチをつける事も無いですが、落水ネタでしたので。