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【伊勢崎ABホテル】 コスパ最強 大満足

私はニュージーランドのオークランドに25年間暮らしている絵描き主婦です。

今回の日本滞在では、群馬県伊勢崎市の伊勢崎ABホテルに6泊しました。このビジネスホテルが、とても快適だったのでお伝えします。

まず、お値段。

平日の食事付きで、4400円。破格です。
バイキングの朝食は、このページのヘッダーにも写真をのせましたが、別の日はこんな風に盛り付けてみました。

バイキングの朝食

こんにゃくに卵焼き、生野菜サラダ、魚、煮つけ、納豆にノリと味噌汁。麻婆豆腐やミートボール、焼きそばやスパゲッティ、ポテトサラダにマカロニサラダも。レンコンやひじき、きんぴらごぼうもありました。

日ごろ海外で暮らしている私にとっては、とてもうれしい和朝食でした。

ロールパンや食パンなどの洋食も準備されていましたが、私は和食党なので毎日和食を楽しみました。

私は、和食であればどんな食事でも幸せを感じる経済的な人間なので、料亭の食事である必要はないし、スーパーの生寿司パックをこの上ない贅沢と感じます。
そんな私にとっては、この伊勢崎ABホテルのバイキングの朝食は最高でした。

抹茶入りのお茶もおいしかったし、紅茶も数種あり、私はアールグレイの紅茶を選びミルクを入れて部屋に持ち帰り、優雅に食後の紅茶もいただきました。

このホテルの良さは、食事だけではありません。

私の泊まった8階は北側に面していて、朝に夕に赤城山を拝むことができたのです。伊勢崎の街を一望できたことは言うまでもありません。
伊勢崎の街は住宅地が大部分ですから、3階以上の建物がほとんどありません。

ホテルの窓から赤城山を望む

目だって高層の建物と言えば、この伊勢崎ABホテルと少し離れた場所にある東横インくらいです。

ロケーションとしてはこれ以上の場所はないといっていいでしょう。
この伊勢崎ABホテルは伊勢崎駅と直結しているといってもいいくらいです。伊勢崎駅の北口に出て、右手を見上げると、ABホテルが見えます。
重いスーツケースを持っていたとしても、全く問題はないでしょう。
伊勢崎駅はJR東日本の両毛線にあり、東武鉄道の伊勢崎線の終着点です。

そして、この駅から新宿バスタ行のバスも運行されています。
ですから、ここから新宿へ行き、買い物をして成田空港方面に向かうことも可能です。

そして、この駅の南口には品ぞろえの十分なベイシアスーパーがあり、私はそこで水や夕食のお弁当などを買いました。コンビニに比べると、とても安くおにぎりも100円で買えます。種類も申し分なしです。
ちなみに、スーパーの隣には中華のレストランがあって、いつもお客さんが入っていました。

伊勢崎駅南口  左の建物がベイシアスーパー

どうですか、伊勢崎ABホテルに泊まってみたいと思いませんか。

もう一つ、この伊勢崎ABホテルには大浴場があります。女性の大浴場は私のほかに一人のお客さんと一緒になったことはありましたが、込み合うことはないと思われます。

温泉浴場とまではいきませんが、私は快適に湯船につかりました。

温泉と言えば、この伊勢崎ABホテルから、歩いて15分で温泉に行けます。
私は6泊の滞在期間に2回、"伊勢崎ゆまーる" という温泉を利用しました。この温泉いついては別の機会に紹介したいと思います。

もう一つ、このホテルがほかのビジネスホテルと違っているところは、寝間着がついていたこと。
別のホテルでは寝間着として浴衣が用意されているところがありましたが、浴衣では部屋から出ることはできません。
でも、この茶色のステテコ型のズボンと作務衣のような形の上っ張りは、そのままで朝食に行くことも可能です。

実際、数人の男性がこの寝間着で朝食をとっていました。少なくとも私はその姿を見て、不自然だとかマナー違反だとは思いませんでした。さすがに女性なら、ちょっと恥ずかしいかもしれませんが。

あと一つだけ特筆すべき点があるとしたら、この部屋のデスクと椅子。
私はこの部屋で丸二日間、親戚にあてた手紙を便箋に合計22枚書いたのですが、とても座りごちの良い椅子でした。この椅子のおかげで、私は気持ちよく手紙を書けたような気がします。

室内

他のチェックポイントですが、Wifi はスムーズだったし、小さめと思われた冷蔵庫や古い湯沸かしポットなどは、私にとっては問題のないことでした。

そこで、新しいビジネスホテルの使い方を提案したいと思います。
ビジネスホテルは、もちろんビジネスマンのためだけのホテルではありません。私のような旅行者や就職活動をする人、受験のために泊まる人もいるでしょう。

私はそれに加えて、ビジネスホテルに泊まることだけが目的になってもいいのではないかと思います。いつも生活している家を離れて、違った環境の中で数泊する。
おいしい朝食をゆっくりいただき、清潔な部屋で日記を書いたり、読書をしたり、散歩しながら温泉へ行ったり。
観光する必要も、ショッピングをする必要もありません。
ただ自分のための時間を、簡素で快適なビジネスホテルで過ごすのは、本当の贅沢なのではないでしょうか。

そんな優雅な環境を、この伊勢崎ABホテルは平日4400円で提供してくれました。

※お断りしておきますが、週末の値段は朝食付き付きで5200円(金)、8800円(土)でした。そして、宿泊サイトによって、または季節によっては、値段が違ったりすることがあると思います。ご了承ください。



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