【4コマ漫画】50年前の北海道で 学校にお弁当を忘れて。姉の愛💗
50年前の北海道。
私の行っていた小学校で 給食のない日が ごくたまにあった。
私と姉がお弁当を持たずに学校へ行ったのは こんな日だったと思う。
姉は 友達にもらったおにぎりを 私に与え、自分は 昼食を食べずに過ごした。
実は 私には この記憶はない。
きっと、姉からもらったおにぎりを食べて その日の午後はいつもと同じように過ごしていたに違いない。
7歳ごろの私にとっては、姉が何も食べていないことへの気遣いはなかっただろう。自分のことしか見えていない、幸せな時だったから。
50年たって、そんな知らなかった過去の事実を知る。
自分を支え 気づかってくれた姉を 思い浮かべる時、
ありがとうと気持ちと同時に、
今まで知らずにいて ごめんなさい、という気持ちでいっぱいになる。
姉が私におにぎりをくれたこと。
この事実を知ることができたこと。
私は 私の知らないところで
たくさんの人の 支えを受けて 今まで生きてきた。
そんなことを知るきっかけになった。
ただ私が知らないだけなんだと。
読んでくれてありがとう💗