驚きの壁画2点 クライストチャーチ【NZ】
クライストチャーチ周辺を3泊4日。
この日はリッテルトンの街へ行き、マーケットを見たりスケッチしたり。
それに、軽登山までしてきました。盛りだくさんの一日は、まだ続きます。
路線バスに乗ってリッテルトンからクライストチャーチに戻ってきました。バスインターチェンジ(ターミナル)から、植物園のあるハグレー公園まで歩いていると、途中にこんな美しい壁画が!!
(建物の一部なんですが、これ著作権に引っかかるかしら。)
こんなきれいな壁画を見たのは初めてです。
壁画といえば札幌駅コンコースの田村能里子の”白い風のソナタ”、秋田県立美術館の藤田嗣治の大壁画をいいなあ、と思って見た記憶はありますが、いわゆるグラフィティ系のものは、私の好みではありません。
ニュージーランドでは北島のタウランガには壁画がたくさんありますし、オーストラリアのメルボルンには、グラフィティ系の壁画が観光通りにもなっています。でも、個人的にはエネルギーを爆発させたようなアートよりは、ほっとできる感じの絵の方が好きです。
歩いていると、もう一つ面白いものが。
古いヨーロッパを思わせるような建物です。普通にながめて歩いていました。
あれあれ。
これ、トリックアート。
この写真では、建物の真ん中の部分はへこんで奥まっています。建物の両端はカタカナの コの字のように手前に出っ張っています。
変だなと思って、建物の真ん前に立ってながめてみました。
それでもやっぱり。両側がせり出して見えます。
どうやったら私の脳は、この建物が平面だと理解できるのでしょう。
真横から写真を撮りました⤵
完全に平面です。
すごいですね。この技術。
ある地点からは全く立体的に見えるんですから。
思いがけず、こんな美しい壁画、面白い壁画を見つけました。車やバスで通り過ぎるだけでは、こんな面白いものに気づけなかったかもしれません。
なぜか、すごく得した気分になって植物園に向かって歩きました。
きっとバラ園が満開だろうなと期待しながら。