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リッテルトン(NZ)還暦女の軽登山② 頂上で見たものは、、。【クライストチャーチ周辺旅行】

今回のリッテルトン 丘のぼりルートの頂上にある先駆的女性たちの記念の建物。なんだか、長すぎの名称を持ったこの建物というか、小屋ですね。英語のパイオニアウーマンズメモリアル、と言ってみてもやっぱり長い。こんなにカタカナ並んだら、読む気なくなるわーなんて、言わないでね。

という場所に着きました。ムラムラと達成感、満足感、ヤッター感で満たされていました。アラ還でもいけるじゃないか。これからも、どんどん歩いて楽しもうと、これからの人生に意欲を感じ希望を持った瞬間でした。

このコースの尾根。一番高いところに着いた。

そして、私は尾根から向こう側の景色を楽しもうと、、、。
えっ、道路。駐車場ありっ?! まさか。
ゆうゆうと写真を撮っている方々。あなたたちはシューッと車でここまで来たんですか😨

いったい私の苦労は、、。と、思う必要はありません。よく言うじゃありませんか。人生は旅のようなもの。旅は目的地に着くことだけではなくて、その行程に価値があるのだと。登山だって同じです。そこの至る過程が大事なんです。

しかし、両側の絶景に恵まれながら 複雑な心境に。

そして、気づきました。
もしかしたら、私が登ってきたときに、ゆうゆうと下ってきた高齢のご婦人、あなたも車でシューッと来たんですか。

もう少し思考を働かせると、もっとありがちな事実にも突き当たりました。実はこの尾根をもう少し登ったところは、ゴンドラリフトの終着点なんです。2年前、私は反対側からこのゴンドラを利用し、夫を含めたニュージーランドの調律師たちと観光しましたが、風と寒さで終着点の周りを歩くのをあきらめた場所だったのです。

目と鼻の先にこのゴンドラの終着点。

ということは、私とすれ違った元気な高齢の女性は、ゴンドラリフトを使い、美しい入り江の風景を両側に、尾根沿いの道をルンルン歩いて下りてきた可能性が大いにあります。

いいじゃないですが。いいですよね。人それぞれ、いろんな人生があるのですから。

充分に頂上気分を満喫したので、下山にします。
砂利のサイクリングロード。迷う心配もないけれど、つまらないと言えばつまらない。でも、きれいな風景を見下ろしながら 気持ちよく歩きました。

いましたっ!!
このサイクリングロードを歩いて登ってくる女性が。息もたえだえに、顎が出ています。天気も良くなってきたので暑いですね~。上りは大変です。わかります、わかりますよ~😂

ぐいぐい下がってきます
下りは、あっという間でした。30分くらい。

港のバス停に着きました。
バス停から、たった今下りてきた山が見えます。リンゴをかじりながら、久しぶりの単独行に、大満足です。

ふっと、あの観光案内所の女性スタッフに一言いいたい気持ちにかられました。”途中、きついところもありましたけどね~、2時間もかからずに行って帰ってきましたよ~” と自慢げに。

でも 下りでガクガクの膝を引きずって観光案内所まで行く元気もなく、そのままバス停でクライストチャーチ行きのバスを待つことにしました。

あの丘に登ってきたんだなあ~\(^_^)/

いろんなことを感じ、思い出し、考え、汗を流し、とても楽しい山登りでした😁 

コースの全容、登り行程はこちらのページで⤵⤵

https://note.com/nimame_dekita/n/nd713f0c4a3e0



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