都会の子田舎の子
今日埼玉県某所の学童施設の研修を受けてきた。
その施設の運営会社は北海道で土地を借りて子どもたちが
自然を”体験”をするプログラムに力を入れているみたい。
かなりカルチャーショックを受けたし違和感も感じた。
遊具も何もない草原で暗くなるまで走り回ったりおじいちゃんの手伝いで木を運んだり土耕したり。
プログラムの中で紹介される"体験"の映像はどれも幼少期を四国で過ごした私にとって日常的なものだった。
母校の小学校では田植えと稲刈り体験、埴輪作り、ビオトープづくり、虫取り大会などなど、課外授業としてやっていた。(やらされていた?)
首都圏に住んでいる子供は学童というサービスを通さないとそういった経験ができないのかと思うと
なんだか育った環境で感覚とか価値観とかに差が出るのは当たり前だよなと感じる。もちろん時代の差もあるだろう。
そして改めて首都圏の教育の質の高さを感じた。
社会に出たら理不尽なことがたくさんある。だけど自然はもっと理不尽だ。それを幼少期に体験する大切さ。それを知っている地方出身の大人が都会にはたくさんいるのだ。
だからこそ都会の教育の質はどんどん向上してサービスを受けられる(=いろんな経験ができる)子が優秀な人として成長するのかな。
そりゃ格差も生まれるよな
優秀な人もそうでない人も満遍なく散らばって住めばいいのに
そう思った研修でした。
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