楽しく自由に想像しよう

時さえ忘れてを再び開店するためのブログ、と銘打ったのは、自分の中でぼやっとしている次のお店の構想を、言語化して、可視化して、あれよあれよと自分を目的地に連れていくためです。全自動自分導き作戦です。

十年前、一生懸命泳いで、やっとこさ岸に辿り着いたのが、時さえ忘れてのはじまりでした。あの体力や情熱は、正直言って、もう無いです。たぶん無くて当然だと思うし、それでいいのだと思っています。
次のお店は、一生懸命泳がない、ぷかーっと流れに身を任せて、ああ空が青いなあ、気持ちがいいなあ、みんなと一緒に遊べていつも楽しいなあ、と言ってたら、あ、岸に着いた、が目標です。

お金がないし場所も決まっていませんが、想像することは自由です。楽しく自由に想像しよう。お金がないから出来ないとか、もうそんなつまらないことを想像の世界に持ち込んだら、想像じゃなくて現実になっちゃう。一気につまらなくなる。楽しく考えよう。もういっそ、お金なんて無限にある、無限にあるってことは無いのと一緒、と考えればいい。まあよく分からんが、お金のことなんて考えなくていいってこと。どこでやろっかなー、東京の高層ビルの最上階で夜景が見渡せるBarとか、神楽坂あたりのちょっと一本入った路地裏でひっそりとBarをやるとか、誰もいない山奥でやるとか、なんならエベレストのてっぺんで喫茶店とか、もう何でもありなのだ。想像とは何でもアリの世界なのだ。

とは言いつつ、ぼくにはもう自然がない生活は耐えられないので、大都会でどうのこうのは考えられない。まずその選択肢はなし。

次にやるお店は、住居兼店舗を考えています。理由はいくつかあって、まず、彼女と生活を築く家が欲しいということ。そして、固定費を限りなく抑えたいということ。固定費がかからなければかからないほど、どんどん自由になれると思っています。自由な方が楽しい。ああ、今月も家賃稼がなきゃああ、とか、もう考えたくない。

自然を見つめる生活を第一としているので、お店に時間を取られないようにしたい。営業日は週に三日とかにしたい。固定費がかかりすぎると、売上をあげるために営業日を増やさなきゃいけなくなる。そうすると、自然を見つめる時間がなくなる。そんなの嫌。
同時にやれたら最高かもしれない。山にカウンターと椅子を置いて、壁や窓とか仕切りは一切なくて、全解放で、自然の中でお店をやる。おお、いい。保健所の許可下りないだろうけど、凄くいい。カウンターにナッツを置いておいたら、鳥が食べにくるかもしれない。やあ、どうも、と言って、熊がやってくるかもしれない。ウイスキーのお湯割りに蜂蜜を入れてあげたら、おお、これは美味しい、と喜んでくれるかもしれない。常連になって、いつもの、ってオーダーしてくれるようになるかもしれない。楽しい。
ぼくがお金を求めなくなれば、お代は葉っぱで良くなる。ぼくが葉っぱで良くなれば、みんなお金を求めなくて良くなる。お金を求めなくて良くなれば、自由な時間が増える。それはいい。これ綺麗だったから拾ってきたっていう葉っぱで良いし、ギター上手になったから聴いてーで良いし、お腹減ったーで良くなる。遠い未来にそういう世界がやってくることを願う。

住居兼店舗でいく
彼女と生活を築く
生活含め、固定費を限りなく抑える
そうすると、
あんまりお店開けなくて済む
時間ができる
自然見つめることができる
みんなと遊ぶ時間もある
絵を描ける
写真撮れる
散歩に行ける
山に行ける
いろんなことたくさん出来る

今日のところは、そんな感じ。


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