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ゲーム記録・感想:『あつまれ どうぶつの森』

はじめに

 『あつまれ どうぶつの森』(略して『あつ森』)は2020年3月20日に発売された、Nintendo Switch用のゲームソフトです。「どうぶつの森」シリーズの第7作目になります。僕はそもそもSwitch自体を買うのが遅かったので、発売から2年近く経った2022年1月10日に購入しました。

 どうぶつの森をプレイするのはこの作品が初めてでした。僕は街をつくるシミュレーションゲームが好きで、一時期「信長の野望」シリーズに熱中したこともありました。どうぶつの森は街づくりシミュレーションに加え、「癒し」という、荒み切った現代社会に最も必要とされているものを提供してくれます。

 無人島に移住して、ゆるふわな動物住民たちと送るまったり癒しライフ。ゲームの中に自分の理想郷をつくりたい、というのが僕が『あつ森』を購入した理由です。

 『あつ森』の記録と感想の記事はいつか書こうと思っていたのですが、「島が完成する」という状況が存在しないので、どの時点で記録すればいいのかと踏ん切りがつきませんでした。しかし先日、Switchの後継機であるNintendo Switch2の発売が発表されました。Switch2が発売されるということは、そのうちどうぶつの森の新作が作られることになるのだと思います。というかもしかしたらもう開発中なのではないかと思います。「完成」ではないにしろ、島づくりも一段落して放置気味だったので、これを区切りとして今回感想記事を書くことにしました。

島の紹介

 まず初めに島の紹介をします。インターネットで見ているととんでもなく高い完成度の島を見かけるのですが、僕の島は全くもってそんな洗練されたものではないです。でもせっかく時間をかけて作ったので、ここで主だった場所だけでも紹介しつつ記録を残していきたいと思います。

島の入り口

 誰かが飛行場から島に入ると、まず両サイドの花壇のところに置いてある銀テープ発射装置と中央の置き花火でお迎えします。とはいえ一緒に迎えてくれる人はいないので、銀テープはどちらか1つからしか飛ばせません。まあそもそも、誰も来たことないし来る予定もないのですが…。
 ところで島のミニマップが画像の右下に表示されています。離島に移住してきた上に、その中でもさらに孤立したような場所に自宅が建てられています(右上の端にある赤い家マーク)。一体どれだけ引きこもり体質なのでしょうか。でもさすがに不便なので、土管で島の中心部に繋がっています。

博物館前のライブステージ

たまに住民とライブができます

金のなる木のプロムナード

お金がなくなっても大丈夫

案内所前広場の雛壇

ファイヤー!

タヌキ商店裏の遊園地

奥に家があるのですが、騒音がひどそうです

田園エリア

田園風景の中でまったり

自然保護地区

自然を満喫

二段滝の上にある家

竹のスピーカーからは和の音楽が流れています
竹には雪が似合う気がします

氷の神殿

 一体誰が、何のために造ったのか、ということはいまだ明らかになっていません。

自宅の紹介

 自宅も見せるほどのものでもないですが、特徴的かなと思った部屋を2つほど紹介します。

リラックス温泉ルーム

 後述しますが、『あつ森』は温泉の水の音などもよくて、凄くリラックス効果があるんですよね。海の中にいるような部屋で、温泉の音とゆったりしたBGM(「けけダブ」)を聴きながら、癒しのひと時を送れます。

操縦室

 ここでこの世界の操縦をしているという設定で作っていたのですが、宇宙船の床のレシピが手に入っていないので中途半端になっています。

癒しの生活

住民

 この節では『あつ森』の感想を、「癒し」という視点から述べていきたいと思います。癒しポイントのまず1つ目は住民たちですね。

僕の島の住民は挨拶としてマントラを唱えてくれます

 ゆるふわ動物住民たちとの交流は癒されます。基本的には罵詈雑言などとは無縁の優しい世界です。ただ仕方のないことですが、住民たちはあらかじめ制作陣が用意していることしか話せないので、少し物足りない気はします。将来AIで会話生成されるようにならないかあと密かに期待しています。

夢を応援してくれます

 ところでイッテツのこの家いいですよね。庶民的でリラックスできる雰囲気があります。畳の上にかまどが置いてあるのは危険ですが(笑)。

おやすみ中

 住民たちは家の中にいるときもあれば、島内をうろうろしているときもあります。歩いていたり、座っていたり、釣りや虫取りをしていたり。話しかけなくても眺めているだけで可愛いくて癒されます。

BGM・環境音

 2つ目の癒しポイントはBGMと環境音です。まずBGMですが、癒し効果が非常に高いです。時間帯ごとにBGMが変わるのですが、どれもリラックスできる雰囲気で聴き心地もよく、いつまでも島内をうろうろしていられそうです。

 また、BGMに加え、滝や温泉、キャンプファイアーなどの環境音もいいんですよね。

 自宅の中の温泉は先ほど紹介しましたが、自宅の外にも温泉があり、キャンプファイアーも設置しています。温泉の音を聞きながら美しい星空を眺める、最高の無人島ライフです。温泉の中に入れたらなおよかったのですが。

水族館

 3つ目の癒しポイント――というより癒しスポット――は、フクロウのフータが館長を務める博物館に付属している水族館です。

熱帯魚と川魚コーナー

 魚たちの描写もきれいですし、BGMもまたいいんですよね。落ち着いていて、どこか神秘的な雰囲気があります。癒し力が高いです。画像には映っていませんが、他の部屋には大水槽や深海魚が展示されている水槽などがあり、展示されている水槽の数もとても多くて楽しめます。魚は自分で釣ってきて寄贈しないといけないですが(笑)。

スクショ集

 この節ではプレイ中になんとなくスクショしていたものをいくつか、記録として掲載していきます。

思い出

始まりのテント
初めての家
雪、月、パラボラアンテナ
めちゃくちゃ苦労して釣り上げたイトウ
R. I. P.

オーロラ

花火

ネタ

嫌な事件だったね…
はなみずを売りつけようとするきぬよさん
トレーニング用にセーラー服?妙だな…
「人が浜辺に打ち上げられてる!?」って自分でびっくりしたこともありました

終わりに

 島づくりの楽しさももちろんありますが、僕の感想としては結局のところ「癒される」ということに集約されますね。この世知辛い世の中で、心の救いになってくれるゲームです。また、こうして島の記録をnoteに書いてみてると、いい思い出になったという気持ちも湧いてきます。Switch2で次回作が制作されると思うので、発売されたらぜひ買いたいと思っています。