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【014】久しぶりに飯を捨てた話

ドンキで謎の麺を買った。

裏の成分表示を見るに、コーンスターチなる、とうもろこし製のデンプン麺らしい。コーンスターチ自体口にしたことがことがないので、どんな味、食感なのか素直に気になって仕方ない。。

というわけで早速調理スタート。
普通のパスタと同じように作ることにした。

補足すると、私のパスタ作りは世間一般と一味違う。大まかな流れは以下の通りだ。

1.フライパンに油と麺を投入し着火。

2.麺が油を纏ってカリカリになったタイミングで、最小限の水を注ぎ茹でる。

3.注いだ水が蒸発しきった所でソースや具を加え炒める。

4.ソースの水気を少し飛ばせば完成。

この作り方は、一時期流行った「暗殺者のパスタ」から着想を得ている。茹でパスタと違って、麺が水を吸いすぎず、生地の質感が残るので歯応えが強い。事前に油と炒めてカリカリにもしてあるので、スナック的な食感があるのも良し。長らく、茹でたパスタの食感に物足りなさを感じていたので、"炒め"の要素が強いこの作り方は最適解なのだ。



まぁその作り方は今回やらないんですけどね。
普通に茹でます。

案の定はみ出る麺

袋を開けた瞬間、今までどこかで嗅いだことのある、アジアン輸入食臭がキッチンを包む。私は慢性鼻炎とコロナの後遺症で嗅覚が死んでいる。にも関わらず、ここまで香るとは‥‥‥‥。第三者がここに居たら匂いで気絶していたかも知れない。


はみ出た部分を押し込んでひとまず完全着水。
色が変わらないので、茹で具合が全然分からない。

うわ曇った!


何やかんや五分経った。
そろそろ頃合いかな。箸でつついたら良い感じに柔らかくなってたのでザルに引き上げる。


思いのほか量が多かったので分割。250gってこんなにあるのね。


タッパーに入れた分は翌日に回すとして、
ひとまず今食べる分の味付けをしていこう。

今回使うソースはコチラ。

キューピーあえるパスタソース
明太マヨ

始めて食べる麺なので無難なのにしました。
これ別売りで本物の明太子混ぜるともっと美味しくなるんだよna‥‥‥‥‥‥‥‥ん?


本日:2024/3/10

ウゲッ。

今のは見なかったことにして下さい。


当初の予定通り、明太マヨソースをコーンスターチ麺に混ぜ混ぜ。完成したものがこちら。

コーンスターチ明太マヨスパゲティ

写真で見ると普通のスパゲティと違いが分からんな。ではいただきます。

ハグッ

ブヨッ!?

‥‥‥クニクニ

‥‥‥‥‥クニクニクニクニ

はいはいはい。

味はまぁ・・・美味い。
まぁソースがQPだし当たり前か。

食感だが・・・まるでゴムチューブだ。
妙な弾力があってなかなか噛み切れず顎が疲れる。

これは完食まで時間がかかりそうだぞ‥‥‥‥

と意気込んでいたのも束の間。
3口目から異変が。この麺、コーン臭ッ!
しかもコンポタみたいな甘い香りではない。粒の部分でなく、それらを覆っている葉の匂いだ。そこに前述したアジアン輸入食臭が合わさって脳がバグる。茹でている時点で部屋中に匂いが漂っていたが、いざ口の中に通してみると耐え難いなこれ。

ウッ‥‥‥‥段々気持ち悪くなってきた‥‥‥‥。
これは食えん‥‥‥‥。


ママごめんなさい。自分が食べれるかわからないものを買った結果、口に合わず捨ててしまいました‥‥‥‥‥。これまでどれだけ賞味期限が切れていても、どんなに不味くても完食を貫いていたのに・・・。

というわけで皆さん、コーンスターチを買う際は、ちゃんと自分の口に合うか調べてからにしてください。あれは人を選ぶ。少なくとも私は嗚咽案件でした。




‥‥‥何か一日経った今も鼻の奥に残ってる気がするな‥‥‥オエッ。

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