スキップとローファーのオープニング曲完璧すぎん？？？？
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※本記事は連載中のアフタヌーン最新話の内容を含んでいます※
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アニメ「スキップとローファー」は各所で好評なのですが、そのオープニング曲「須田景凪 - メロウ」が志摩君のキャラソンとして素晴らしすぎて、わたくしの情緒が日々溢れております。
サブスク先行配信ありがとう！
カラオケの同時配信もありがとう！
今週発売のアルバム「Ghost Pop」も
「メロウ -Rearranged ver.-」がついてくる楽天で買ったよ！
まず冒頭のサビからいいのよ！！！
眩しくて 眩しくて
僕は目を逸らしてしまう
似合う言葉一つだって
何も言えない僕だ
冒頭のサビは、来週放送のアニメ9話の志摩くんの独白。
「オレは資格がないから立ち止まってしまうだけで、ためらいなくまっすぐ進んでいける君らの方が ずっとまぶしくて 遠いよ」と、みつみちゃんだけじゃなく兼近先輩のことも憧れと諦めのような感情で思っているシーン。
（コミック3巻 Scene17「ルンルンの夏休み明け」）
自己評価が低くて空気を読めばいいやと諦観している志摩くんが、太陽みたいなみつみちゃんにあてられて思わず目を逸らしてしまう。この感情をラベリングしたい、だけど適切な言葉が見つからない。そしてそんなモヤモヤした自分自身に嫌悪感も感じる。それが詰まってるんです。明るいメロディでシレっと重いこと歌ってはりますな。
原作既読勢ならわかると思いますが、
アニメ最終12話で「この感情は嫉妬だ」とやっと自覚します。
（コミック4巻 Scene22「ワイワイの文化祭(3)」）
「嫉妬」って言ったらネガティブ感情ではあるけれど、原作コミックでこれを自覚した瞬間の志摩くんの顔、呪いが一つ溶けたような熱を感じる顔でしたね！アニメではどんなふうになるだろう～ 来月の放送が楽しみ
本サビも良き
軽やかに 軽やかに
跳ねる背に見惚れていた
青い温度の正体が
恋だとしたら
Aメロ,Bメロから冒頭のサビに再度入ってからの、オタクが好きなやつですよ！作品タイトルの回収！
「スキップ」→「軽やかに跳ねる背」！
「軽やかに跳ねる背に見惚れていた」という表現で、みつみちゃんの自由さ、それを羨ましく思っている志摩くんを表現。
志摩くんがみつみちゃんに対して持っている感情「青い温度」はまだ「嫉妬→憧れ」であって、アニメ1期時点（コミック4巻まで）だと本人は恋だと認識してないんですよね。
このワードチョイスのバランス感、須田景凪すげぇな…！
めっちゃ原作読み込んでるじゃん…！
そして志摩くんのこの鈍感さがアニメ2期を大いにかき乱してくれます…
（えっ、アニメ2期もやるよね？Blu-ray上下巻予約しました）
クリス「つ～かこんな赤ちゃんみてぇな情緒で付き合っただ分かれただやってたのか…… モテやがってよぉ… 世の中 終わってんな～ 終わりだ終わり」
(コミック8巻 Scene47「ぱらぱらの雨」)
Cメロ… おまえアニメ2期の話だろ…？
いつまで共にいれるだろうか
何処まで遠くいけるだろうか
さよならの言葉は
あと何回残っているのだろう
ひとりは寂しくないだろうか
ふたりは重荷となるだろうか
初めての出会いだった
歌詞全部いいから全部を引用して、全部にお気持ち表明しちゃいそう…笑
引用要件アウト🙅♂️でJASRACにドヤされたくはないので、最後にＣメロだけちょっと書かせてください。
※※※以降、原作ネタバレ※※※
コミック5巻～8巻（※アニメ2期やるならの範囲）では、女子－ズ4人の恋愛模様がそれぞれ描かれて、志摩くんとみつみちゃんも「青い温度」のままで付き合っちゃうんですが、Cメロって絶対そこの志摩くん＆みつみちゃんのこと歌ってるよね？
志摩
「みつみちゃんて今まで大事な友達でさ」
「それが付き合った別れたで終わりは嫌なのね？」
(コミック8巻 Scene47「ぱらぱらの雨」)
志摩の野郎は「付き合う」って言いながらさ！
未来に対する不安や、関係性の変化を恐れてるんですよ！
「ひとりは寂しくないか？二人は重荷となるだろうか？」って相手に聞かなきゃわかんないのに、聞けずに一人でぐちぐちしてるの。
それが歌詞になってるんですよ！
カーーーッ！解釈一致！！
結局、友達に戻るという選択をみつみちゃんが切り出すんですが、よりによってバイバイする瞬間に、志摩くんが生涯で一番欲しかった言葉をあげるみつみちゃんっていう…
みつみ
「私 恋じゃなくても」
「志摩くんが 男の子でも 女の子でも」
「小学生でも おじいちゃんでも」
「この人好きだな～って思ったと思う」
(コミック8巻 Scene46「ぽかぽかのピクニック」)
お話の妙はディスコミュニケーションだと常々わたしは思っているのですが、このすれ違いには痺れました。まだ本人は自覚していないけど、ここで志摩くんはやっと恋に落ちたと思う。
一通りコミック読み返して、そんな気持ちで本日発売のアフタヌーン読んだら、ついに志摩くんが恋を自覚したような描写が…？
ふみ
「志摩くんって聞いとったより変な人やね!?」
「自分の気持ちのことなんに」
「あんねぇ志摩くん」
「みつみちゃんって勉強以外 すっごい抜けとるんよ？」
(コミック9巻? Scene52「ドキドキの海（２）」)
アニメ2期やってくれるなら須田景凪続投で、ここをどう料理して素敵ソングにしてくれるかマーーーーージで勝手に期待しております。
…ってかコミック9巻ならアニメ3期かしら？
須田景凪さん、P.A. WORKSさん、そして高松美咲先生、アニメが続くよう応援しております！！！