今日はしじみの日
登場モノ
大和しじみ:大和しじみの妖精
潮干狩アサリ:アサリの妖精
その他妖精
汽水域に忽然と姿を現したアーサリー軍。彼らは大和しじみ率いるシミジーミ軍に攻撃を仕掛けてきた。
敵の大将、潮干狩アサリは事もあろうに異国の雪印バタ男らと手を組み、持ち前の、プリプリ大粒を武器に
味はバターで決まりますを合言葉にしシミジーミ軍に痛手を加えた。
彼らはシジミ、死んじめーなどと言う暴言さえ吐いた。
大和しじみに打つ手なし。
このまま死んじまうのかと思われた。
シミジーミ軍の幼い兵士たちは今度生まれてくるときは殻がみんな違って個性的なアサリに生まれたい
と集団で泣いた。それを聞いていた大和しじみは自分の不甲斐なさにはらはらと落涙した。
しかしそこに影の同心真シジミ蜻蛉太(ましじみかげろうた)が戻ってきた。
彼はこの難局を切り抜ける知恵者を求めて各地の野山を駆け巡っていた。
大和しじみ様、吉報にござる。シミジーミ軍に勝機を見出せる御仁をお連れしました。
この方、今田長谷(いまだながたに)様は我らの内なるパワーを引き出し、アーサリー軍なぞ、
ボコボコのボンゴレボンゴレにしてくれる秘策をお持ちです。
大和しじみはボンゴレボンゴレなら、
余計に美味しくなっちゃうの?
と不安も感じたが、藁にもすがる思いで、長谷と面会した。
話によると長谷はお行儀が悪いと低迷だったお茶づけ族を東海道五十三次カードで蘇らせ、
寿司太郎(すしたろう)にあったかご飯の術を授け、ちらし族をも復活させていた。
大和しじみは長谷にその命を預け彼から、70人のシジミがまとまれば、三矢の教え通り、
一族結束して強靭に生きられるだろうと教えられた。
大和しじみは早速、70人のシジミをいっぱいの味噌汁軍として戦わせた。
するとプリプリ言わせていたアーサーリー軍だったが、やっぱ、健康にはシジミだよね
のオーディエンスの声に押され、あっさーり負けてしまった。