今日は水泳の日
貝紐パンデカとエイヒレ太郎が取調室にいる。
エイヒレ太郎:私、何でここにいるのかわかりません。
貝紐パンデカ:分からないの?タレコミがあったのよ、ひれ酒が生臭いって。
エイヒレ太郎:そんな失礼なこと言わないでください。フグ🐡れっツラになりますよ。
貝紐パンデカ:もう、白状してるのね。膨れっ面が、フグ🐡れっツラ!!
エイヒレ太郎:海の生き物は泳ぎがお手のもの。下手なのは食われて死んじゃってますから、
でも、そんな中でも、そんな中でも、特に私は泳ぎが得意、エイだけに、水泳なんちゃって。
体の四分の一がヒレなんで、それをウネウネ動かしている筋肉が生臭くなんかなりようがありません。それどころかコラーゲンタップシのコリコリ。どなたかと、お間違えでは?
貝紐パンデカ:ひれ酒なんて、情緒ある雰囲気だから歴史もある世界でしょう?
エイヒレ太郎:何にも知らないで誤認逮捕、5人逮捕してるんじゃありませんか?
ひれ酒はね、戦後生まれです。
貝紐パンデカ:マジ、ウソ、ヤダ。
エイヒレ太郎:あなたと違ってウソはありません。戦後の食料難で美味い酒がないので漁師がたまたまフグのヒレを混ぜだけの話しなんです。
貝紐パンデカ:エッ〜〜〜、じゃ、フグじゃなくてもいいのね、専売特許じゃないのね。
エイヒレ太郎:そうですよ、ただ私たちは味付けされちゃているんで、おかず感が
漂っちゃうからしないだけ。
貝紐パンデカ:わぁ、お勉強させてもらったわ、早速、飲み会のネタに使う〜
エイヒレ太郎:その前に、謝罪でしょう?
こう見えて私、戦闘的なんですよ、
エイエイ、なんちゃって。
もう、お開きで、エイ太郎?
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大変貧乏しております。よろしかったらいくらか下さい。新しい物語の主人公を購入します。最後まで美味しく頂きます!!