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料理の備忘録 黒豆を煮た後の煮汁について
土井勝さんのレシピで黒豆の甘煮を煮ると、誰でもシワの無いふっくら艶々の甘煮が作れます。
「土井勝の家庭料理」という本に書いてあったやり方です。
最初に甘い煮汁を作って、その熱い煮汁に豆を入れて、ひと晩おいてから翌日コトコト煮上げるやり方です。重曹を少し入れていることで早く煮上がります。
ところで黒豆の甘煮を煮た後に煮汁が残ります。これをただ捨てるのは勿体ないのですが、あまり日持ちもしません。そこで火を通して煮詰めにすると冷蔵庫で保存ができます。
黒豆のポリフェノールの効果でしょうか?喉の炎症を鎮める効果があり、スプーンなどにとって舐めています。(個人の感想です。)
何より甘くて黒蜜のような美味しさがありますので ヨーグルトにかけたり、パンケーキに垂らしたり、プリンのカラメルソースの代わりにしたり、そんな食べ方をしています。
ただ煮詰めるだけのことですが、いくつか注意点がありますので書きます。
保存については自己責任です。私の場合はペットボトルに入れて冷蔵庫で保存しています。蓋を開けるときにシュッという音がしたら中で何らかの発酵(腐敗)が起こっているということですから、一つの目安にしています。
[黒豆の煮汁の煮詰め]
[材料]
黒豆を煮た後の煮汁
[作り方]
鍋に煮汁を入れ、吹きこぼれないように火力を調整しながら20分ほど煮詰める。
3分の1程度に煮詰めたら、冷ます。
保存容器に移す。
※煮汁が煮詰まってくると気泡が吹き上がってるので、火力を段々弱くしていく。その場から絶対離れないように。
煮汁が蒸発しやすいように、また、細かな気泡が弾けて鍋の外に飛ばないように、必ず広口で深さのある鍋を使う。
ペットボトルに入れると蓋が砂糖で固着します。使う都度注ぎ口を拭き取るか、ぬるま湯に少しつけると開きます。