いいかげんdアニメストアは『ふたりはプリキュアSplash☆Star』をまた見れるようにしろ
・茶番なまえおき
みなさんは『映画プリキュアオールスターズ F』を見ましたか？まだ見てない人はご安心を今回は映画の内容には触れないので……見たならば「とにかくすごかった」としか言いようがない超傑作、5年前のオールスターズメモリーズとはまた違ったオルスタものだったと共感することでしょう！そしてこの映画を見たら改めてこうは思いませんか？また過去のプリキュアシリーズを見たいなぁ、と……
かつてはその欲求の満たし先がレンタルビデオ店だったが現在においては動画配信サービス……いわば月に定額払えばコンテンツ内の作品見放題なサブスク頼りだろう。しかしプリキュアシリーズのサブスクは意外と弱く、大手動画配信サービスであるNetflixやU-NEXTではある程度は見れるものの全作品となると取り扱ってないのだ。しかしそこに救世主が存在した………その名はdアニメストア。最新作から昔のニッチなアニメまで配信してる当コンテンツだが2020年のクリスマスあたりからプリキュアシリーズを全作品配信してくれていたのだ！なんたる福利厚生の充実か！昨今の情勢で昔より月額が550円とちょいとばかし値上がりしたものの未だ安い……まさにプリキュア履修ならdアニ登録すれば安定とはよくいったものだ。
さらにはこのdアニメストア、映画公開日の9月15日にウォッチパーティを開催し、ハッシュタグ #私にとってのプリキュア神回 なるキャンペーン企画も開催していたのだ。大抵こういうのは企業のアンケート集計も目的としているのだが…それでも我々が盛り上がれる機会を与えてくれるなら双方共にwin-winというもの。これを読んでる方の中にも参加した人はいるかもしれない。
ということで自分もなにか「これだ！」という話を上げていこうと思う。そうだな………まずはふたりはプリキュアSplash☆Star8話「大好き！みのりと二人のお姉ちゃん」とか
よくプリキュア同士がケンカするとすぐ「8話だ！！」と叫ぶ人がおり、自分としてはそんな雑に8話8話と擦ってもなぁ…と思ってしまうのだが、これについてはマジで「8話」だ。姉である咲、妹である舞、立場が違う者どうしの衝突そして互いに知り合う本当の気持ち……まさしく美墨さん雪城さんが経験した話のオマージュである。
ふたりはプリキュアSplash☆Star15話「ソフトボールは親子の絆」もいいよねぇ
「プリキュアの部活動をスランプに追い込んで心あらず状態にすれば楽に勝てるんじゃね？」というまさかの方向で攻めてくるドロドロンにえげつねぇ“悪夢”を見てしまう咲、そしてそんな娘を見てお母さんが取った行動がマジで敵の術中を破る策になってしまうという暖かくも話の展開に一捻り加えた名回である。
そして外してはならぬふたりはプリキュアSplash☆Star35話「いざ決勝！ファイトだ凪中ソフトボール部！」！
地区大会決勝戦敗退、泉田先輩の最後の大会になってしまった……「勝負には勝ちか負けしかない」武人キントレスキーの残酷ながらもこの世の真実でもある言葉を前に、勝ち負けだけじゃない、確かにそこに生まれた気持ちは無駄なんかじゃないと彼女たちは示す。
そしてそしてやっぱりこれだよなふたりはプリキュアSplash☆Star43話「夢じゃない！みんなのいる一日」だよ！
ついに満と薫が帰ってきて出された話は……いつもの日常だった。さも彼女たちが当たり前にいるような時間、けれど、だからこそ、もう決して失いたくない、大切な日々なのだ…………
いやー思い出しただけで涙が出てきそうですわ…………なんで『ふたりはプリキュアSplash☆Star』ばっかりかって？そりゃ勿論ここに挙げたやつは今作において個人的に「これだ！」と思ってる話だからというのもある。けれど、もう一つ、というかね、言わねばならぬのだよ。それは……
これらの話というかそもそも『ふたりはプリキュアSplash☆Star』自体が現在のdアニメストアのプリキュアシリーズにおいて唯一見れない作品になっているからなのだ！つまりここで挙げた話は今の所dアニでは……見れない！
・結論から言うとアマゾンプライム会員に加入し追加料金払えばシリーズ全作品見れます
こんないやみったらしい茶番はともかく本題へ行こう。このdアニメストア、プリキュアシリーズを全作品配信してい“た”と過去系で言ったように、2022年になんと『ふたりはプリキュアSplash☆Star』“だけ”配信終了したのだ！当時ファンはその事実に「流石にすぐ再契約して再配信するでしょ〜…」と半ば楽観的な気持ちだったが………一年以上経った今でも音沙汰無し。デリシャスパーティから見逃し配信が開始しトロピカル〜ジュも万全に備えたというのに未だに……自分もかつてはいつでも見れるようにと登録してたのだが、この配信終了してから3ヶ月くらいで復活の兆しを感じ取れずdアニ退会した(もちろん退会理由にスプラッシュスターが無いからと叩きつけた)
かつて自分は忍者と極道(作者がプリキュアの大ファンで作品内にもあからさまに影響が出てる。コレとかコレとか)をキッカケにプリキュアシリーズに興味を持った人のためにdアニメストアのオススメ記事を書いたりしたのだが、この一件もあり現在はそれを公開停止にしていたりも…
このdアニで唯一スプラッシュスターが見れない状況ってのが本当にダメダメすぎるのだ。冒頭でも言ったように今年のプリキュア映画はオールスターズもの……そしてまだ見てない人もなんとなく察してるだろうが「過去作品をまた見たくなる」という気持ちを駆り立てる作風になっている。もちろんその過去作品にはスプラッシュスターも存在しているのだ……しかし見れない。唯一見れない。思い出に浸れないし興味を持った新規層も見ることができない。それなのにdアニのやつらは堂々とハッシュタグキャンペーンやって「プリキュアシリーズ見たいなら…ウチでしょ！」な顔をしやがってる。面の皮が厚い。自分は動画配信業界について全然詳しくないが、自身のコンテンツに作品を導入する際に契約料とか発生するというのはなんとなく分かるので配信終了するという選択肢も常に存在するというのは分かるよ。けれどね、他作品は全部そのまま継続なのになんでスプラッシュスターだけやねん。なんか込み入った事情があるなら是非とも教えてほしいくらいだ。
さらにさらにだ。みなさんご存知だと思うが10月からNHKにて大人になった夢原のぞみ達『Yes!プリキュア5』の6人(5なのに6人なのかよというツッコミは野暮だ)が活躍する『キボウノチカラ〜オトナプリキュア'23』が放送するのだが、なんとそこにのぞみ達と同じように大人になった咲と舞が出てくるのだ！
こうなるとスプラッシュスターが見れない問題がさらに深刻になる。主軸となるプリキュア5はYouTubeの公式チャンネルで全話配信したしdアニ含めた動画配信サイトでも割と取り扱っていたりするから見やすいだろう。しかしこの咲と舞はどうなる？ひょっとしたら彼女たちにも作中で当時を意識した描写が出てくるかもしれない……具体的に言えば咲の左薬指についてる指輪とか“まさか”のやつかもしれないじゃん。そんなスプラッシュスター見るなら今！って状況なのに配信してないなんざ機会損失にも程があるでしょうに。俺が担当だったら情報発表してから即座に配信の再契約するもんだぞ。こうなってしまったらもう言わざるをえない……プリキュアシリーズ見たいならdアニは古い、アマゾンプライムビデオの追加コンテンツ一択！と。
Amazonのプライム会員に加入することによってアマゾンプライムビデオも視聴可能になるのはもはやお馴染みだが、そこに追加プランの東映アニメチャンネルに加入することによって多数の東映アニメーション作品……つまりは全プリキュア作品を視聴することが可能になる。そして現在この東映アニメチャンネルでのみ『ふたりはプリキュアSplash☆Star』がサブスクで視聴できる。もうそれしか手段がないのだ。アマゾンプライム会員の月額600円(年会費なら5900円)にさらに月350円プラスの負担になってしまうが、そもそもプライム会員の特典の一つに600円くらいかかる商品送料が無料になったりするので月に一度か二度ほどなんか買い物すれば簡単に元が取れるので実際は提示される価格以上にお得と言えるだろう。
ということで結論が出てしまった。これからプリキュアシリーズ見るならアマプラの東映アニメチャンネルを選ぶことになるだろう……なんなら東アニ直属なあちらは問題ないとしてdアニがいずれ他作品も配信終了する可能性だってあるのだから。それでもdアニは他のアニメの配信だって行ってるので退会をすぐ選ぶということは出来ない人だっているだろう……だから今回の自分はこのネガキャン行為とも取れるnoteを敢えて書いた。ひょっとしたらこれを機に状況が改善するかもしれないと願って、そうなったら朗報として追記したいと思ってる。だから………
・これは……“陳情”だな。
いかがだっただろうか？前に書いたお気持ち表明は釣り成分が非常に高かったが、今回は純粋にお気持ち表明になってしまった。本当はこういう形で今作を取り上げたくなかった……ファンの方々には本当に申し訳ないと思ってる。けれど“なんとしてでも見てほしい”から……スプラッシュスターは本当にいい作品だから……
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