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【書評】一分で話せ 伊藤羊一
1分で話せ 伊藤羊一氏の本
自分の元職関係者が何人かがおすすめしていたので読んでみました。
ベストセラーなんですね。
章構成としては下記の通り。
序章:そもそも「伝える」ために考えておくべきこと
1章:「伝える」ための基本事項
2章:1分で伝える
3章:相手を迷子にさせないために「スッキリ・カンタン」でいこう
4章:1分でその気になってもらう
5章:1分で動いてもらう
6章:「伝えかたのパターン」を知っておこう
7章:実践編
となっています。
大変わかりやすく書いてある本だと思います。
いくつかポイントはありました。
ただ、はやり今までプレゼンテーション、やまとめる力などに共通するポイントが多く特に目新しい事ばかり、という事にはなりません。
後発だけにカブリが多いというのは仕方がないかもしれませんが。
1.相手をイメージする
2.相手にイメージさせる
3.相手を動かす
この3つの原則ができていればそこから先は小さなKnow Howの積み重ねというのはいつも通りです。
2章あたりはそのKnow Howが多く有益なものがあります。今まで意識してなかった人はこのあたりを読んでみると良いのではないでしょうか。
特に「前提を聞き手と共有する」「意味がつながっているかチェックする」あたりは漏らしがちな項目です。
個人的にわかっていて「この方法」でやってなかった事としては、ピラミッドストラクチャーでしょうか。KJ法の利用歴が長かったせいかどうしてもロジックツリー、あるいはイシューツリーに流れがちです。
まあ、よほど目的を誤謬しない限り大きくはぶれません。
今度はピラミッドストラクチャー意識してみようかなと思います。
ただ、この手の本を読んでいていつも思うのは、これを活用するには、活用を活かす「伝えるもの」がある、事が大事で、ある程度伝えるべき「結論」が導き出せる能力があるというのが前提な気がします。
この「伝えるべき結論」について「結論とは何か」という点において正しい結論を導きだすテクニックが難しいのですよね。
またそのテクニックを言語明瞭化するのが難しいので、いつもメンバーに伝えられなくてもんやりします。
前述した
1.相手をイメージする
2.相手にイメージさせる
3.相手を動かす
ために「伝える結論」はどのようなものであるべきか。
このあたりを強化できる本を探したいと思います。
最終的な印象としては、いい本だと思うけどamazonで1位になるほどか?
とは思いましたまる