古い無線機 VX-7と切らしたアマチュア無線局免の取り直し(途中経過)
部屋の大掃除と断捨離をして、しばらく開けていなかった引き出しから古いハンディ無線機を発掘しました。バーテックススタンダード VX-7 アマチュア無線機です。無線機本体のバッテリーはダメになっていたので、少し高かったですが買い直し。
(注)過去に無線局は開設していましたが殆ど使ったことがなく、無線についての知識は素人以下です。現在の状況についてもよくわかっていないので、その点は予めご了承願います。
アマチュア無線局の免許は10年以上前に失効していて、新たに局免の取り直しが必要です。
今更使うことはないと思っていたのですが、たまに山へ行く際に携帯電波が届かないエリアがあるので、保険の意味でアマチュア無線機を携行したいということで、若干お金が無駄にかかりますが免許の開局申請をしようとしました。
長いこと無線とは無縁だったので知らなかったのですが、新スプリアス規格がらみで古いVX-7は技適番号が古く旧スプリアス規格対応だとかで、そのままでは平成34年11月30日までしか使えないようです。
あれ?平成34年って令和何年?というか西暦で書いておいて欲しいと思うわけですが、令和4年、2022年11月30日までということでしょう。(先月時点での認識)
実際は今月になって8月3日に、こんなことになっていたようですが……
総務省は2021年8月3日、「新スプリアス規格への移行期限を当分の間延長」「旧スプリアス規格の無線機器は令和4年12月1日以降も、他の無線局の運用に妨害を与えない場合に限り使用できる」とする総務省令と関連告示を同日付の官報で公布、即日施行となった。
(引用)
コロナ絡み?でなんだかゴリ押しのような気もしますが、移行期限が無くなったということです。
この移行をするためには、古い技適番号でJARDの新スプリアス規格対応リストに載っていれば、JARDに費用を払って保証を受けることが必要になります。
今は必要ないのかもですが(>_<)
この直前に、古いVX-7を新スプリアス規格に適合させて無線局免許の開局申請をしようとして、7月28日にJARDに基本保証を申請していました。
費用は4100円ほどかかるのですが、もしかしたらこれが無駄だったかもしれません。
総務省はお役所ですが、JARDもお役所のようなもので、とにかく時間がかかります。7月28日に申請した基本保証の承認が取れたのが8月12日でした。
そのため総務省に開局申請をネットから提出できたのが、この日の深夜、実際には日付を跨いで8月13日となりました。
そこから待って、本日8月24日ようやく開局申請の受付がされたとかで、開局申請の費用2900円をネット振り込みで決済完了。
このあとは実際に免許状が発行された連絡を貰ってから、(私の場合は)免許状返送用の封筒を入れて総務省へ郵送し、こちらに送って貰って到着してからようやく免許が使えることになります。
別途、電波使用料の納付もあるでしょうが。
備忘メモ的に、ざっと書いてるだけですが、結構わかりにくいことが沢山あったので、そのうち追記するかもしれません。
ちなみにVX-7のバッテリーは、現行だとVX-6と同じバッテリーだと思います。互換バッテリーもあるようですが、純正品を調達しました。
無線局の開局申請は、総務省のシステムでネット経由で行うことができます。
既にこのシステムを使っている人はIDをお持ちでしょうが、ID発行には1週間ほどかかります。(初期パスワードが郵送されてきます。実際は2〜3日)
アマチュア無線の無線従事者免許証の番号がID登録には必要ですが、システムを利用するには前もってID登録しておいた方がよいと思います。
なにかと面倒なことになってますが、古いVX-7にこだわらず新しい無線機をサクっと買って、それで開局申請してしまえばJARD絡みのところは関係なく無駄な追加費用4100円がかからずに済んだと思います。
VX-7のバッテリーが約8000円、あわせて12000円ほど古い無線機を使うために使ってしまっています。
在庫がほぼないのですが、VX-3とか小型で手頃なんですよね……
(ってリンク張ろうとしたらこの瞬間は在庫もっているところがあったり)
メーカー在庫が無くて次回出荷が12月頃みたいな話だったのですけども。
(続く)