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【医療×芸術】”動き手帖” をクリニックにて配布!作品の一部紹介!

おはようございます!
いつもご覧いただきありがとうございます。

動き手帖は、ご好評にて2週間で終了させていただきました。
手に取った方が、街を動き回っていることを想像し、ニヤニヤしながら
次の企画を考えているところです。

一部作品の紹介です。


#put one small effort
Designed by Kao, a physical therapist.

何を思いますでしょうか?


喜び
怒り
哀しみ
楽しみ
痛み
不安
。。。

移り変わるさまざまな感情の中で、リハビリテーションを行う患者さん。
そして隣に寄り添うスタッフ。

感情の動きと身体の動きを水平面で表現し
それが日々積み重なる様子を鉛直方向への高さで表しました。

手に取った患者さんからは、
「坂本龍一さんのアルバムみたいだったからいいなって思って」
との声をいただきました。

対話のきっかけとなる、「動き手帖」。

まだまだ進化の途中です。


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【動き手帖】とは

動きに関するシェア型のカルテです


日常の中で、自分のからだと向き合う時間を数分でもつくりたい。
痛みがあると見過ごしがちな
身の回りの些細な感覚を知覚できるようにしたい。
身体は無数の感覚に曝露されています。
その中の感覚を知覚する感度の高さはパフォーマンスの向上を助けます。

【動き手帖】は
そのような時間を提供し
人の動きを助ける手帖です。

■コンセプト


“医療が病院だけでなく、地域の暮らしの中に溶け込み、身近に感じられるように。
患者さんがご自身の身体と向き合うきっかけとなるように。”

■動き手帖とは

動き手帖は、
動きのシェア型カルテです。患者さんは、普段の痛みや悩みを記録し、医療スタッフと共有。
医療スタッフは、治療方針や進捗状況を説明し、実際のトレーニングや治療法を提案します。
手帖を媒介し、ご自身が受ける医療が可視化されることにより、患者さんはご自身の身体の状態を正確に把握することができます。
これにより、お互いの信頼関係の構築や、より良い医療の提供に繋がります。
また、患者さんが医療機関でのリハビリを卒業した後も、途中で諦めることがないようにサポートする機能も備わっています。
ジムや整体などといった民間施設と医療機関との動きの情報交換手段にもなります。
患者さんが安心して街を歩き、日々を暮らせるように、医療と日常との架け橋となる存在となります。

■こだわり


材料:特殊加工が施された紙を使用。
模様や凹凸感などが美しく高級感があります。手に取った時、普通紙とは一風変わった手触りや質感など、紙の風合いを楽しめます。
デザイン:ヴィンテージ紙を使用。
ヴィンテージという言葉は、「100年以内に作られた、古くて価値が高いもの」を意味します。もともとはワインの製造年を表す言葉ですが、それを人に置き換えました。
生きた時間や経験に対する敬意や感謝を込めて、ヴィンテージ品が持つ歴史や個性を楽しみながら、適切に保管し使用していきます、という想いを込めています。
画:表紙の画はすべてがオリジナル。
あなたが手に取った手帖は世界に一つだけです。立体的な抽象画は、それが何を示すか正解はありません。待合の時間に隣の方との対話のきっかけになると幸いです。
香り:痛みの緩和効果のあるアロマの香りを紙に含ませています。
人が読書をする時、空間作りにもこだわります。手帖を開くと、手帖とあなたとの空間に好きな香りが漂いオリジナルのリラックス空間を創造します。
以上のように、視覚、触覚、嗅覚、、あらゆる感覚を楽しめるよう設計しました。
運動と感覚は密接に関わっています。
動きを創造するために、感覚を刺激する仕掛けが組み込まれています。


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