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転落人生〜社会人の話②
こんばんは。
nikosです。
前回に引き続き社会人の話です。
投稿5日目になりました。
こういった自分の気持ちを吐き出すことのできる場所が今の僕にとってはとても大事です。
向き合い振り返ることが今はとても良い時間になっております。
読んで頂いている皆さん本当にありがとうございます。
いつか皆さんの活力のなれるような記事を描けるよう存在になりたいです。
それでは
社会人の話。
1.社会人一年目(続き)
初契約を獲得し営業マンとしての第一歩を踏み出した。
同期の中では2番目に初契約をとった。
ただ、1番目を同じ配属先の同期。燃えない訳がなかった。
しかし、それからと言うものその月はアポ自体もほとんど入らず毎日毎時間怒られていた。今思えば、ひたすらデスクに張り付いて朝から晩までコールし続けていた。
電話をかけるたびにガチャ切り。
「二度とかけてくるな」「迷惑だから」「忙しいから」
もう電話をするのが怖いと言うレベルではない、切られ慣れし過ぎて断られる前にこちらから受話器を置きそうになるレベルだった。
その場から逃げ出したいが逃げることもできない。苦痛だった。
何が一番辛かったかと言えば、その月同期はなんと4契約も上げていた。
同期として比べられる対象は僕しかいないのだ。
完全実力主義。その月たまたま調子が悪かったでは新人と言えども許されなかった。
むしろ先輩からは小馬鹿にされていたな。
そしてその月の最終日、ようやくアポが入った。営業に行く。
もう必死だった。
町の自動車整備工場だった。
玄関?いや事務所の入り口の外で立ち営業だった。
前述しているが基本即決のスタイル。
今日契約をもちろん迫った。
「君馬鹿か。欲しくもない、今すぐ必要もない、そんなもの30分前に会った営業からすぐ契約してくれって流石に無理だろう、気が向いたらこっちから電話するよ」
確かに。確かにそうだよな。欲しくもないものを自分都合で勝手に提案しているのだから。そう思いながら事務車に戻った。
事務所に戻るのには気が物凄く気が重かった。
何故なら最終日は終礼があり、決起と言う名の飲み会に行くことが多い。
当然終礼で成績の発表もあり、0契約の自分としては。
その後の決起会はひどいもんだった。寄ってたかって小馬鹿にしてきた。
実力主義とはこんなもんか。しかし、成績上げてないあなたもなんでそんなこと僕に言えるの?とも思った。
そしてその先輩は同期に「こいつに俺より数字やってみろって言ってやれよ」とまで言ったのだ。
情けなさ、惨めさ、悔しさ全部こみ上げて爆発した。
あれだけ自信あったのに。やっぱり向いてなかった。
こんなんじゃ無理だわ。
半ば投げやりになって、その先輩たちに「自分辞めるわ」言い放って帰った。
次の日は、出勤しなかった。
むしろ恐くて行けなかった。先輩が恐いのではなく、あの世界に戻るのが恐かった。完全に心折られていた。
すると会社からは何度も電話がかかってきた。無視。
しかし、社会人としてそれはあり得ないと言うことで。
会社に折り返し連絡することに。
どうせまた電話で怒鳴られる。
「僕には向いていないので辞めさせて頂きます」そう部長に伝えた。
すると、すごく甲高い声で笑い飛ばされた。
「向いてないと思ったら雇ってないし、現に契約取れてんだろ、普通は初契約なってもっと遅いんだぞ。営業はもちろん波はある。良い時もあれば当然悪い時だってある。成長すればその波だって穏やかになる訳だし。まあ今日はゆっくり休めよ」
予想外の反応だった。
自分の返答にもびっくりしたが泣きながら「いえ、今から出社してアポ入れます!」と言い放ち向かった。
全員出払っていて、ひたすら一人でテレアポをした。
たまたまかもしれませんがアポもすぐに入った。
さらに昨日、商談した社長から電話が入った。
「金額もうちょいなんとかならんの?必要ないって言ってんだから負けてくれよ、それなら契約してやるから」
はい、喜んでと電話を切った。
やっぱり流れってあるんだなと思った。
ありきたりだけど、一生懸命やっていれば良いことはある
その月は7月。初めての営業目標達成。
本当嬉しかったし、自信がついた。楽しいと思えるようになってきた。
とは言え1年目の営業マン。
目の前のことでいっぱいいっぱい何が正しいのかどうかもまだまだわからないし、お客様に怒られることなんて日常茶飯事だった。
波だらけだったがなんとかその年を良い年として越すことができた。
当時の源泉徴収票。
1年目の新卒にしては良く頑張ったと思う。
と言うか1年目の源泉が残っているのがすごいですね。
1年目はひたすら突っ走った年でした。
次回は2年目の話。
本編に入って行くまでしばらくお付き合いくださいね。
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