コロナ禍が息子達に残したもの。
世の中がコロナに翻弄され
緊急事態宣言が発令され
学校にも行けなくなったのは
息子1号が5年生、2号は2年生の時
吹奏楽をやっていた1号は
定期演奏会に向けて
最後の準備をしている頃でした
もちろん中止
その後、練習も出来なくなりました
マスク生活を強いられ
どこにも出掛けられない毎日
話しちゃいけない
笑っちゃいけない
触っちゃいけない
6年生の時には運動会も音楽発表会も
参観日もなし、全部なしでした
クラス崩壊が起こり、まともな授業が
出来なくなっていたそうです
1号はその後、マスクを外す事が
出来なくなりました
今でも外に出る時は必ずマスクです
支援級在籍の2号は
音楽や図工、道徳など
交流クラスで受ける事も
出来なくなりました
3年生になっても
交流のクラスには行けず
4年生になって
そろそろ交流行ってもいいよーって
少しずつ緩くなってきた頃には
クラス替えもされていて
交流の担任も変わり
誰が誰だか全くわからなくなったのです
1年、2年の間に
子ども達はどんどん成長します
マスクをした事で
声も聞き取りにくく、顔を見ても
誰が誰だかわらない
廊下で誰かに呼ばれても
それが誰なのかわからない
わからない人に呼ばれる事が
恐怖だったと2号はよく言っていました
1号は通信制高校へ進み
この学校の温かい雰囲気の中
少しずつほぐれてきたようにも感じるけど
2号はまだまだ生徒が沢山いる時間に
学校内に入るのは難しそう
コロナ禍、大人が思っている以上に
子ども達の心に残した
深い深い傷が癒えるまでには
時間がかかりそうです