親が片付けが苦手でも大丈夫
片付けができないのは子供だけじゃない
私は普段「子供が片付けられるようになるためには?」という内容で講座を開催しております。
そしてそのときにいただいたアンケートを拝見すると
「実は(親である)自分も片付けが苦手で…」
というお声がとても多いのです。
実は片付けサポートでお伺いした家でも同じようなことがありましてね。
(現在は片付けサポートは中止しております)
それだけに
「我が子が片付けられないのは自分の遺伝のせいなんじゃないか?」
「私がこんな性格だから、子供にも悪い影響が…」
なんて悩んでいらっしゃる声を聞くと、大きな声で言いたくなります。
片付けは遺伝も性格も関係ありませんから!
育った環境の影響や、性格による片付けとの相性の良し悪しはあるでしょう。
でも、環境が変わったり、やり方を変えて片付けられるようになった人はたくさんいます。
ほら、こんなケース↑もありますし、今年の父の日には一緒に義父の部屋を片付けましたからね。
親も片付けが苦手な場合はどうしたらいい?
とはいえ、片付けが苦手なままだといつまで経っても家はキレイになりませんし、子供に教えることも難しいですよね。
じゃあどうしたらいいのでしょうか?
一緒に学んで、練習したらいいのです。
大人だろうが子供だろうが、苦手なことって誰にでもあるじゃないですか。
(私は料理が苦手です←誰も聞いてない)
親だから何でも完璧にできないといけないわけじゃありません。
苦手ならば苦手なりに、頑張っている姿を見せてあげればいいのではないかな…と思っています。
ちなみに
我が家の息子たちは私が料理が苦手なことを知っているのでね。
例え冷凍餃子を焼いただけでも「ありがとう」と言ってくれますし、新しいメニューに挑戦するとめちゃ誉めてくれます。ええ子や(笑)
親子で片付けられるようになるためには
基本的に片付けは「スキル×習慣」で身に付くものです。
そしてスキルは「その人に合った方法」で取得しなくては意味がありません。
例えば魚に空の飛び方を教えても難しいじゃないですか。
それと同じで、できないことを無理に頑張るやり方ではなく、その人に合った方法であることが大事です。
ただ、整理収納の理念と順番は変えてはいけません。ここ大事。
・自分は捨てられない性格だからとモノを整理せずに収納用品を購入する
・パッと見て見つけられないと探すのをあきらめる性格なのに隠す収納にしてしまう
・「一気に片付けるわよ!」と、家族のモノまで勝手に捨ててしまう
このように「自分に合ったやり方で…」と整理収納の理念と順番を自分の解釈で変えてしまっては、片付くものも片付かなくなってしまいます。
正しい整理収納の順番は
1.モノの整理をして必要なモノを選び取る
2.使うモノを使う場所に出し入れしやすく収納する
3.使ったら元の場所に戻す
(整理収納の理念は長くなるので割愛します)
この3つを繰り返すだけです。
そしてこの3つの方法を「その人に合った方法」にすればいいということです。
言葉にすれば簡単なんですけどね。
それができないから皆さま困ってるんですよね。
だからこその私たちなんですよね。(ちゃっかり宣伝)
もし自分の力だけではどうにもならないよ!と思ったら「プロの力を借りる」という方法もあるということだけお伝えしておきますね。
片付けは一度きちんと学んで身につけば、一生ものの力になりますよ!