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「片付けて!」と言うとキョトンとする子ども

片付けられない子どもの中には「片付ける」とはどういうことか?が分かっていない場合があります。


「片付ける」という言葉の意味が分かっていない

「片付け」という言葉の意味が分かっていないと、「片付けなさい!」と言われても子どもはキョトンとするだけです。

この場合は【何を、どこに】片付けるかを声に出しながら一緒に片付けてあげてください。

もしくは

「元あった場所に戻してね」
「ぬいぐるみは赤い箱に入れてね」
「この本を本棚の上から〇番目に入れてね」

などのように【何を、どこに、どうするか】を具体的に教えてあげてください。

大人が片付けている姿を見たり、具体的に教えてもらうことで「片付け」という言葉の意味が理解できるようになってきます。


「片付ける」の意味を勘違いしている

例えば大人が片付けが苦手で、普段から家が散らかっていると、子どもは「片付いた状態」とはどういうものかを知ることができません。

そして(急な来客時など)急いで片付けないといけないときに「わわっ!片付けないと!!」なんて言いながら押し入れや空き部屋に散らかっているモノを押し込んでいると、子どもは

「片付け=モノをどこかに突っ込むこと」

と勘違いをする恐れがあります。

※緊急時にモノを突っ込むことが悪いわけではありません。
ただ、それが当たり前にならないように気をつけてくださいね。

片付けとは「使ったモノを元の場所に戻すこと」です。

全てのモノに置き場所を決めて、使い終わったら元の場所に戻すことが習慣になるように教えてあげてくださいね。

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