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大人の片付けと子供の片付け 大きな違いと対処法
大人と子供では、片付けに違いがあります
大人の片付けと、子供の片付け。
同じようで、実は大きな違いがあるのですが、分かりますか?
それは「子供の片付けは、手間と時間がかかる」ということです。
どういうことか?というと
大人は自分のタイミングで始めることができるし、自分のペースで進めることができますよね。
収納用品が欲しいなと思ったら、自分で購入することもできます。
では子供は?
子供は基本的に「片付けをしないといけない」とは思っていません。
(まずそこからかよ!と気が遠くなりそうですが、そこから始めないといけないんですね。)
そして子供の集中力は、ビックリするほど続かない。
すぐに飽きて、片付けとは違うことをやろうとします。
そのため
「面倒くさい!自分でやった方が早いわ!」
と、大人が代わりに片付けてしまう。
これでは子供はいつまでたっても自分で片付けられるようにはなりません。
まずは
「子供と一緒に片付けるのは手間も時間もかかること」
ということを理解しておくだけでも、かなり気が楽になります。
子供の片付けに必要なステップ
子供と一緒に片付けようと思うと、まず子供をその気にさせることから始めることになりますが、これは大げさに持ち上げるとか、時間をかけて説得するとかという意味ではありません。
まずは大人が「片付けってこうやるんだよー。」と言いながら片付けているところを見せてあげてください。
次は「一緒に片付けしよー。」と言いながら片付けに誘ってみる。
※このときすぐに片付けなかったからといって、怒る必要はありません。
逆に一つでも片付けたら「片付けてくれてありがとう!」と、喜んであげてください。
子供が片付けに参加するようになったら、少しずつ子供にまかせていくようにしましょう。
1人で全部片付けることができるようになったら、MAXの笑顔でほめてあげてくださいね。
1.大人が片付けるところを見せる
2.子供と一緒にやってみる
3.できたらほめる。できなくても怒らない。
これを繰り返して「片付けとはこうするもの」ということを体で覚え、習慣にしていくことで子供が片付けられるようになっていきます。
大人が代わりにやってはいけない理由
「片付けをしているところを見せるって、代わりにやるのと何が違うの?」
と思った方。
「代わりにやる」というのは、その場に子供がいない状態で大人が片付けることを指します。
そして「片付けているところを見せる」というのは、その場に子供がいて、大人が片付けているところを見ている状態のことです。
私だって、子供が小さい頃は子供が寝た後に自分でサクッと片付ける方が早いし楽でした。
でもそうしなかったのは「子供にも片付けができるようになってほしい」と思っていたからです。
もっと本音を言うと
「子供が片付けられるようになってくれれば自分が楽になる」
と、思っていたからです。
未来の自分が楽をするために、今がんばるか。
今楽な方を選んで、未来の自分にがんばってもらうか。
どっちを選ぶ?と考えたときに、今がんばる方を選んだだけなんですけどね。
結果として、おかげでとっても楽ちんな毎日です。
子供と一緒に片付けるのは、手間も時間もかかります。
でも、片付けが習慣になってしまえばかなり楽になります。
子供が片付けられるようになるのは、子供のためでもあり、自分のためでもあります。
未来の自分が楽になるために、今は手間と時間をかけてみてはいかがでしょうか。