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子供の夏休み 持ち帰った学用品の置き場所について
夏休みの学用品置き場問題
子供の長期休暇(夏休み、冬休み、春休み)が近づくと、子供が学校に置いてあったいろんな学用品を持ち帰りますよね。
現在小学5年生の次男が持ち帰ってきたのは
・おどうぐばこ
・鍵盤ハーモニカ
・リコーダー
・絵具セット
・習字セット
・彫刻刀セット
・裁縫道具
・体操服セット
・体育館シューズ
・上履き
などなど。(2021年7月※修正しました)
1~2年生であれば「さんすうセット」が加わるかもしれませんね。
(植木鉢も持ち帰る場合があるかもしれませんが、これは家の中に入れることは少ないので今回は除外します。)
皆さまはこれらの学用品はどこに置いていますか?
普段の生活でランドセルや週末に持ち帰るモノ(上履きや体操服など)の置き場所は決めていても、学校に置きっぱなしの学用品の置き場所まで用意していない方は多いのではないでしょうか。
だって普段の生活ではそこまで必要ないですからね。
それに長期休暇といっても夏休みは40日ちょっとです。
「その期間のためだけにわざわざ置き場所をつくるのもなんだか面倒くさい」という声もちらほら…
でも、私は期間限定だからこそ置き場所を作ってあげて欲しいと思っています。
子供の学用品の置き場所が必要な理由
期間限定の学用品の置き場所を作って欲しい理由は2つです。
1.子供が「使ったら戻す」(=片付ける)習慣をつけるため
2.遊びに使うモノと区別することで、新学期に必要なモノが見つからないというトラブルを防ぐため
1.子供が「使ったら戻す」(=片付ける)習慣をつけるため
片付けるというのは「使ったモノを元の場所に戻す」ことです。
そして子供が片付けられない理由のひとつに「どこに片付けたらいいか分からない」というのがあります。
つまり子供が「使ったら戻す」(=片付ける)習慣を身につけるためには、決まった置き場所が必要なんですね。
今回は夏休みという期間限定の話なのでね、専用の棚を買いましょうという話ではありません。
何だったら段ボールの箱だって構わないくらいです。
大切なのは「宿題などで使ったらこの場所に戻す」という場所が決まっていることです。
置き場所が決まっていれば、使った後に「元の場所に戻しておいてね。」というだけですみますのでね。
子供が学校から持ち帰った学用品が全部入る大きさの入れ物を用意してあげてくださいね。
2.遊びに使うモノと区別することで、新学期に必要なモノが見つからないというトラブルを防ぐため
学用品と遊びに使うモノと区別する理由は(下の子や親戚の子供、子供の友達など)本人以外の子供が無邪気な好奇心で使ってしまうことを防ぐためです。
長男が小学生だった頃、長男の友達が家でリコーダーの練習をした後その辺に置きっぱなしにしたところ、下の子がおもちゃと勘違いして使い、ケンカになったという話を聞きました。
これは下の子が悪かったわけでも長男の友達が悪かったわけでもなく、ただ、決まった置き場所がなかったために起きたことでした。
リコーダーくらいなら洗えば済みますけどね。
もし習字セットの墨汁をばらまかれたら…なんて考えただけでもゾッとしませんか?
そして(持ち主である子供が)知らない間に他の子供が使って中身がなくなる恐れもあります。
(例えば絵具を使い切るとか他の場所に置いて見つからないとか)
いざ新学期が始まるときに中身がないことに気づき
「なんで勝手に使ったん!」
と怒っても後の祭り、探すか買いに走るかしかありません。
そういうことにならないためにも、学校から持ち帰った学用品と遊びで使うモノとは別々にしておきましょう。
そしてそれぞれの置き場所が「子供が目で見て分かる」ようにしておくと安心です。
せっかくの楽しい夏休みが悲しい気持ちで終わることのないように、ちょっとだけ手助けをしてあげてくださいね。