[CD感想文]平川地一丁目の「世界の街角」

いま、平川地一丁目の「世界の街角」というCDを聴いている。

CDレビューとかいうものを書いてみようかなと思う。

あくまで主観で、うまくない文章で、音の解説もできないけど。

パソコンで再生。ヘッドホン使用。

(※平川地一丁目についてはウィキペディアなどを参照してください)

1 記憶の中にある町 龍之介作詞作曲

イントロが美しい。弦楽器かな?

郷愁をさそう曲。歌詞のなかにある町はふるさとかな。

ボーカルが兄か弟かわからないくらい融合してる。

鉄琴?の音がカッキンカッキンとはいってるいいアクセント。

アルバムの導入部分として、するりと平川地の世界に入っていける曲。


2 幾星霜 直次郎作詞作曲。

もうとどかない人に向けての思いがせつせつと歌われる。

直次郎の作るメロディーは展開に意外性があっておもしろいなといつも思う。これもまさにそう。そしてドラマティック。

ファルセットがたまらなく良い。

シンセの音がやさしくやわらかい。そこにギターの音が絡みあうのがとても心地よい。そこかゆいとこ、もっとかいてー、みたいな


3 葉脈 龍之介作詞作曲

どっちがボーカルだか?似すぎて判別がつけにくいな

伸びのある声だけどところどころ発音が兄っぽく聞こえる

両耳からギターが攻めてくる。真ん中でドラム、頭上でシンセ?

音のプールで泳いでいるようでいい意味でおぼれそう。



4 夏の風 龍之介作詞作曲

聴いたことある!!昔の曲のバージョンアップだ!でもどの曲だっけ??

テンポがよくて割とあかるい曲調。なんなら聴きながら家事ができるくらい軽い。

とおいどこかで暮らしているであろう大事な人を思い出す内容の歌詞。

コーラスがひたすらに気持ちいいなあ。

(そして記憶の糸を手繰り寄せ、原曲を思い出す。

兄がアウストラロケリスという名義で2013年にネットにあげていた曲

「マチルダ」というタイトルでした!もうyoutubeからは削除されてるな。)


5 遊歩道 龍之介作詞作曲

これは!ソロアルバムにも入れていたよね?!(2017年リリースの自主制作盤 林龍之介「Living Sound」

https://inosuke.thebase.in/items/11976032 

前回よりわずかにテンポ早くなった?そして歌詞の一部が変えてある。

明るく軽快な音楽。まさにこれ聞きながらお散歩できるかんじ。

歌詞のなかの”茨の道”という重いワードをいれつつ

軽やかに歌っている曲。

6 此処に在るもの 直次郎作詞作曲

イントロや、とちゅうの、ほわああ~んとしたシンセの音がとてもやさしい。

わが子にあてて作ったものということで

愛情あふれる包み込むような歌声。

親目線の気持ちがたくさんこめてある歌詞。

そしてやっぱりメロディの展開がダイナミックでドラマティック。

メロディの飛び方が面白いし

一曲の中でこう何個もパターンがあるのすごい。


7 世界の街角 龍之介作詞作曲

兄ボーカル。(ですよね?)

いろんな種類のキラキラした音がたくさん入ってる

オルゴォルのような曲。

夢心地でいられる音楽。耳がしあわせ。


8 絵描き歌 龍之介作詞作曲

(過去に聞いた事ある。ああ思い出せない。デモ曲だったっけな。

ぜんぜん違う歌詞とぜんぜん違うタイトルだった。)

人生を絵描き歌に例えているのだな。

”今が作品 過去はゴミ箱”

ギターの音がとてもまろやかであたたかい。すとんすとんと身体に響くまるい音。

(そしてパソコンの中を捜索して、音源を見つけた。

2015年に兄のデモ曲として公開された「伝書鳩」が原曲でした。

当時はフリーダウンロードでした。)


9 月夜の遠吠 龍之介作詞作曲

いきなりぶっこんでくる強めの曲!!

アレンジされて磨き上げてきたなあ。

いろんな音が足されて。

事前に配信ライブでアコースティックギター2本で聴いてたものをナイフだけ持った兵士に例えるなら

CDは強固な武器を携えた戦士というかんじかな。

タイトル通りの中身でとにかくガンガン攻めていく曲。

CDではギターがエレキなんだな、ひずんだ音がこれまたいいな。


10 人間失格  龍之介作詞作曲

兄ボーカル。

兄がファンだという萩原健一みたいなかんじの、昭和の歌謡みたいな懐かしい曲調とアレンジ。

歌詞も昭和っぽい男のロマン風味。

(誰にあてて書いた歌詞であるか、ファン友達と意見がわかれた)

それにしても兄、ほんとうに歌うの上手くなった。


11 若草 直次郎作詞作曲

シンプルにギター一本で歌いだす伸びやかでまっすぐな弟ボーカル。

そこにシンセやドラムが入ってきてにぎやかになっていく。

間奏のエレキギターソロやら

両耳で鳴り続けるシンセやら。

ずんっずんっずんっ、と着実に人生を歩んでいくような歌。


12 霧のなか 龍之介作詞作曲

アルバムの締めはしっとりとおごそかな曲。

ピアノの調べが例えようもないほど美しい。

幾重にも重ねたコーラスを聴きながら

気が遠くなりそうで

教会で懺悔をしているような気持ちになる。

兄ボーカル(ですよね?)


以上、いち個人のCDレビュー、というか、なつやすみのかんそうぶん、でした。

読んでくれた人いるかしら。ありがとうございます。このCDは下記のリンクで販売してます。

他のひとはきっと違う聴き方をして違う感想をもっていると思うので、

どこかでそういうの読めたらいいな。

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