見出し画像

元気な利用者さんだったのに…

隣のサ高住に行くと挨拶する入居者の方が数名おられます。

ディサービスに来てくれてる利用者さんや以前利用してくださっていた方…。

Mさんは90代半ばですが 杖を使用され、ご自身で歩かれていました。入浴も普通の浴槽でした。

ディサービスに来られていましたが、身体が軽度の方専門のディに移られました。

今年の始め、向こうのディサービスはどう?と聞いてみました。

Mさんは、「全然楽しくないよ。行きたくないなぁ。」と言います。
 「じゃあ、帰っておいでよ(*^^*)」って返しました。

先月の中旬にも「元気?」って声をかけられ、また会おうね♥️って約束したばかりなのに…。

先月下旬、Mさんと仲のいい利用者さんに様子を聞いてみました。すると、「入院しているから寂しい。」との返事…。

その週の木曜日は他の入居者の方に聞いてみました。
「どうも熱が続いていたみたいよ。」

そして、その午後…。

Mさんが亡くなられたと聞きました…。

心不全だったそうです。

毎日熱が出ているのは水分が足りないからだろうとたかをくくっていたようです。受診して心不全だったことが分かったようでした。

息子さんは救急救命士でコロナ前はよく面会に来られていました。

かかりつけの医師や近くの病院に電話して容態を伝え、受診すべきかどうか聞いています。

「年だから仕方ない。」とか「脱水だろう」とかで済まされることもしばしば…。


入院する前日、急に足が浮腫み、歩こうとしても全然前に進んでいなかったそうです。浮腫み方が異常だったと聞きました。

その時に電話せずに直接受診していたら…、つい考えてしまいます。


Mさん
約束、守らずにズルいよ。また会えると思っていたのに…。

Mさん自身が1番驚いているのかもね…。

私が新人の頃から楽しく優しく接してくださりありがとうございました(❁ᴗ͈ˬᴗ͈)

どうぞゆっくり休んでくださいね。

ご冥福をお祈りいたしますm(_ _)m

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?