不易と流行
若手から中堅への過渡期といったところだろうか。
自らの教師人生を振り返り、今後の在り方を模索していきたいと思う。
さて、 7回目のテーマは「不易と流行」である。
今日の教育では、ICTを活用した教育の推進が叫ばれている。
ChatGPTなども出てきており、物凄いスピードで変化しようとしている。
だが、実際の教育現場ではどうだろうか。一人一台タブレットをどんどん活用している学級は、一部にすぎない。
「これってデジタルでやる意味あるんですか?」
そんな声も聞こえてくる。
一つ言いたい。
今の子供たちが生き抜いていかなければいけない社会は、今の大人たちが誰も経験したことのない社会なのだ。ということは、私たちが受けてきた教育をそのまま行っているだけでは、その力は決して身に付かないだろう。
デューイは、「もし私たちが生徒に昨日と同じように今日も教えるならば、私たちは子供の未来を奪っているのです。」と言っている。
未来を見据えた教育を、みんなで考え実践していきたい。
最後に、
今の不易は、流行の中から残った本質なのではないだろうか。そう考えると、今の教育の流行に向き合い試行錯誤する中で、本当に大切なものが残ると私は考えている。