毒親育ちの恋愛Ⅱ
今日は前回の続きです🐧
毒親育ちだとどんな恋愛をしてしまうのか
具体的に書いていこうと思います💨
何から書いたら一番わかりやすいかな…
って思って悩んだのですが
やっぱり一番良くなかったこと
してはいけなかったこと
というか
毒親と一緒にいたからこうなったんだろうなってことから書きます。
それは
自分が悪くない時でも
すぐに相手にごめんなさいと謝ってしまうこと
だったかなと思います。
毒親育ちって毎日どんなふうに生活してる??
常に親の顔色を伺って
とにかく怒られないようにしたくて
どうしたら親がご機嫌になるか
それを考えて生きてた。
だからね、いつの間にか
どんな人の顔色も気持ちも読み取るようになってしまったのかも知れない。
私って本当の性格的には
全然人の目とかどうでもいいし
他人のことも気にしないって感じのタイプなのに
どこに行っても、少し落ち込んだ顔の人とか
悲しそうな人とか辛そうだとか
何より、
"今日、機嫌悪いんだな"って人のこと見ると
私が何かしてしまったのかもしれない
そう思うようになっちゃってた。
仲のいい友達でも、仕事場でも、そう。
だから特に付き合った人なんかもう大変。
その人がなんかちょっと不機嫌そうなだけで
「ごめんね、私が悪かったね」
って、そう言ってしまう私がいた。
本当に馬鹿みたいに謝っちゃうの。
本当は私は何も心当たりがなくても
私じゃないだろうって思ってても
私がここで謝れば、済む話だと思って。
多分、本当に不機嫌な人が、怖かったんだと思う。
生理的に受け付けられないみたいな
お母さんと被るんだろうね。
お母さん、毎日不機嫌で八つ当たりばかりしてきたから…
だから、不機嫌な人を見るともうダメで。
それに加えて、私がそれまで付き合っちゃった人って
そういうの、露骨に出す人達だった。
いつか危ない何かが起きるかもしれないって
そんな危険な匂いのする人だったし
実際に嫌な怖い思いもした。
今思うと本当に、自分を大切にできてなかったなぁって。
昔は"自分を大切にしなさい"って
言われてる意味があまりわからなかった。
大切にするって身体のことだけかと思ってた。
でも、今ならわかる気がする。
自分を大切にするって
自分に素直に生きる、自分を生きるってことだね。
だから誰かと付き合う、生きていく上で
自分を大切にするって
ありのままの自分でいられて
ありのままの自分を受け入れてくれて
強要もせず
ただ
お互いの人生にそっと寄り添う
そういうことなのかなぁって思った。
実際、これまで付き合った人に
本気で心を開いたことは一度もない。
異性の人と出会って、本気で心で通じ合えた人なんて
そんなのなかった。
だから、本当はたまにでいいから本当に辛い時に誰かに寄りかかりたかったし
たまに弱さを見せれる人がほしかった
でもね、それはあの時の自分じゃ絶対に出会えなかったんだなぁと思う。
自分を生きていなかった私にそんな人は現れなくて。
きっと自分を大切にしてなかったから
大切にしてくれない人に出会ってしまって
あんなの好きなんかじゃない
"好き"のような何かに引っ張られていってしまったんだと思う。
私はずっとありのままの自分を自分が受け入れられなかったのかも
というより、ありのままの自分のこと
わりと好きだったんだけど
いつの間にかどんどん消えていっちゃって
自分を既に見失ってしまった自分が嫌いだったんだけど
もう戻れなかった
全てを親のせいにするつもりもどこにもないけど
毎日一緒に暮らしてるのに毎日メールはたくさん来るし
週末に長文の手紙が部屋に置いてあったり
ならなきゃいけない自分というか
そうならなきゃお母さんに愛してもらえない
認めてもらえないから
だから全然違う人になっちゃった
でも本当はずっと、ずっと、
元の自分を呼び戻したくて
そんな風に生きられたら、全部わかって
包み込んでくれる人がいたら
って思ってた。
そう思いすぎて、男の人のところへ飛び込んでみても(言うほど何も飛び込んでないけど。笑)
私の何かを、わかってくれる人なんていなかった。
私は、付き合う人は結婚する人と思ってるから
結婚する人に自分の母親のことを理解してもらえなかったら
それに対する自分をわかってもらえなかったら
その瞬間終わり。
というより、私の根本が、根っこがなんだっていうのを
わかってくれてない相手に甘えることも弱みを見せることもできないよね。
今思い出したけど、私、相手にどうしても弱み見せたくなくて
付き合ってた人の前で泣いたこと一度もなかったんだった。
心からの信用も、安心もどこにもなかった。
でも、なんでなのか、嫌われたくなくてなのか
拒絶されるトラウマなのか
自分が悪いっていつも思っちゃってたんだよね。
本当に忘れたい過去なんだけど
あの失敗があったから、大事なことに気づけて
今に繋がってるから…ね。
変な人ってね、
サイコパスとかそーゆーやつね、
一見、すごい優しいのよ。
なんでも私に合わせてくれるし。
でもね、そういう人ほど本当に怖い。
あの時の私には、本当の優しさがなんなのか
もう歪んじゃってわからなくなってたんだね。
そういう見せかけの、ちょろーい優しさに
コロって、コロって、崩れちゃうくらいに
いつも限界だった。
助けてくれたら誰でもよかったのかもしれない。
そのくらい、別れる時にはぜんっぜん好きでもなんでもなくて
大っ嫌いな人、二度と会いたくない人
になってた。
私の本当に恥ずかしくて苦くて
今の彼氏にはとてつもなく隠したい過去😅笑
2回とんでもない失敗をして
自分がなんかおかしいってことに気付いた。
なんかの穴埋めしてるって思った。
穴埋めって、本当に変えが効かないものが多いってわかってたから
そんな穴埋めはもうやめた。
だからその後父に連絡した。(ここは前回書いたよービックリマーク)
その後にね、もう2度と自分を大切にしない恋愛なんてしないって固く決意した。
というかさ、もういい加減
本物に出会いたかった。
もう、誰か私を見つけてくれてもいいでしょ
って思ってたけど、そんなうまい話はなくて目
ただ、真面目に真っ直ぐ生きていくしかないなって思ってた時に
絵に描いたように真面目で真っ直ぐな人に出会った。
最初はその人のこと全然好きとかじゃなくて
年齢がほとんど変わらないのに
仕事に対する姿勢とか考え方とか熱意とか
そういうものがすごく尊敬できて
憧れだった
この時、初めて私のお母さんが
「ねぇ、好きな人、できたんじゃないの?☺️」
びっくりするくらい穏やかになんか嬉しそうにそう言ってきた。
ちょっとそんなこと珍しすぎて気持ち悪かったわってくらい🥶笑
でも自分では好きなのかなんなのか全然わからなくて
「憧れなのか好きなのかわからないの」
そう母に言うと
「少し背伸びしないと届かないくらいが、いい恋なんじゃないの?」
と言っていた。
それから1ヶ月は考えた。
"多分、これ、好きなんだ、、、"
そう思った。
私が初めて本気で、真剣に
しかもかなり年上とかじゃなくて、同世代を好きになった時だった。
彼と会うのは3ヶ月に1回。
手を繋いだことも、それ以上も何もないのに
私の片想いは1年半も続いた。
これには友達も誰もかれもが驚いてたけど
実は自分が一番驚いてた。
こんなに、純粋な気持ちで人を好きになるってあるんだ、、、
そう思ってたのに、その恋はいつだか突然に消え去った。
やっぱり、憧れの人は憧れの人だった。
気付いたその時にはもう憧れの人ともなんともなくなっちゃってた。
あ、この人はきっと私の人生と交わる人じゃないなって思った。
優しかったし、一緒にいて楽しかったし
一緒にいて勉強になることいっぱいあったけど
それが素の自分だったのかと言われると
そうではなかった。
甘えたり、弱みを見せたり、そんなことはできない相手だった。
それからしばらくして、1年半の片想いがびっくりするほど
あっけらかんと消え去り
そんなことも忘れたって頃に
私は出会うべくして出会う、大事な人に出会った。
またね😍