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【適応障害】手続きがわけわからなくて泣いた話

回復しているようで、していなかった

私は過去に、休職→退職した経験がある。
退職するという決断が出せたころには、日常生活は普通に送れている方だったと思う。

しかし、ふと自分が回復していないと感じる出来事があった。

それは退職から夫の扶養の手続きをするときのこと。
退職日の翌日に夫の扶養に入るようにすれば、国民保険や国民年金を多く払わなくて済んだのに、なぜか空白期間を2週間作ってしまった。


突っ込みどころ満載の空白期間を作った経緯

  1. ネットで調べたところ、月の収入が高いと夫の扶養には入れないとのこと

  2. 傷病手当も月収に含まれる

  3. つまり傷病手当受給中は、扶養には入れないと解釈

  4. 受給中というのが、休職中を指すのか振込月も指すのかわからなかった

  5. そして、最短で扶養に入れるのは退職日の翌日ではなく、次月だと勘違い

  6. 会社の締め日が月の中旬なので、次月まで2週間ぐらいの空白

  7. ネットの情報で、国民保険は月内の入会&退会なら保険料0円と知る

  8. 退職2週間前に夫から扶養の件を聞いて貰う

  9. ここで「急になるが退職日の翌日でも可能か?」となぜか聞かなかった

  10. 扶養の書類を提出してから、なぜか国民保険に電話

  11. そこで、空白期間があると一か月分の支払いをしなければならないと知る

  12. 結果として、余計に1か月分高い国民保険を払うことになる

本当に今思い返すと、なぜすぐに国民保険に電話で確認しなかったのだろうと思う。


何故か事前にしっかり確認する気力がなかった

勘違いしていたのが、月の半ば退職で次月の1日に扶養へ加入すると、国民保険の加入する月と退会する月が同じ月ではなくなるということ。

例を出すと、3/15退職で4/1から扶養の場合、私は国民保険の加入は3/16~3/31だと思っていた。
そして、月内の退会なので保険料は0になるはずだと。

しかし、国民保険に電話して聞いたところ、「次の保険に入会する日が退会日になるので扶養に入るのが3/31なら無料、でも4/1なら1か月分保険料を貰う」とのこと。

でももう扶養の手続きをしてしまった後なのだ。


自分の判断力が低下していたと気が付いた

健康な状態の自分なら、ネットで調べないでまず国民保険に電話で確認していたと思う。
そして、扶養の件も夫の保険証を見て、加入している期間に電話で確認していただろう。

なぜか私はしなかった。

ネットで調べて一番上に出てくるAIの回答を自己解釈して満足していた。
夫も私が、後々勘違いしていたと知ると驚いていた。
元々私は、このようなミスをしないタイプだからだ。

一見健康に過ごしていても、心が回復していなかったのだと思う。


休職→退職して夫の扶養に入る方へ

知っている方が多いと思うが、退職日と扶養に入るまでの間に空白期間を作らないようにした方が良い。

そして、私と同じ轍を踏まないように、退職日が決まったらすぐに所在地の管轄である国民保険の窓口に電話して確認することをおすすめする。

そして、上司から退職月の社会保険のことを聞いていたが、それも自治体に聞いたところ違っていたので、専門機関以外の情報は信じないことも大切だ。

休職と退職でただでさえ疲弊しているのに、手続きや税金は間髪入れずにやってくる。
自分を守るためにも、自己判断をしないように気をつけたい。



後日談~涙目で保険組合に確認した話~

傷病手当の受給中というのが振込月も入るのか確認したところ、入らないとのことだった。

つまり、余計なことを考えずに退職した翌日に扶養に入る手続きをすればよかった。
本当に私は馬鹿だと思う笑

しかも、ずっと「電話番号が出てこない、電話番号が出てこない」と泣きながら、HP内を探していた。

少しして、落ち着いてから冷静に「○○保険組合 お問い合わせ」で検索したら、一発で出てきた。

メンタルがやられていると、本当にいつもできていたことができなくなると実感した。