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イッタラ展に行ったら。



ふざけたタイトルだけれど内容は大真面目に書いたからUターンしないで欲しい。
(言いたかっただけなの。)


関東滞在2日目。

iittala展に行ってきた。



今日は一日1人行動の予定。
事前にInstagramのストーリーでおすすめ展覧会を募集し、巡る予定をたてていた。
(教えてくださった方々に大感謝!!)


だったのですが、一日目で街中を歩いていると
やたら目に入る「iittala展」。

気になる〜くすぐられる〜


先に行っておくと、あまりにiittalaに身を投じ、他の展覧会に足を運ぶ時間はなくなった。
(教えてくださった方々に大謝罪。。)



(※当初の予定としては)午前はiittala展に行って、午後は他におすすめされた展覧会へ足を運ぶことにした。


のんびり起きてホテルの朝食を堪能し、
電車に揺られBunkamuraミュージアムへ。



ひとこと感想を述べるなら、
「心打たれた」「ドキドキした」に尽きる。




自在に形を変えるガラスたち。

職人、グラフィックデザイナー、建築家など
様々な分野の知識や考え方を取り入れるからこそ作品ごとに生まれる異なる表情。

生活に合う機能性と
生活を彩るデザイン性の融合。


フィンランドの土地や気候、
歴史から紡がれた生活、
それにより築かれたフィンランド人の心の方向。

それら全てが詰まったiittalaのガラス器。

もちろん洗練されているのだけれど
その土地と歴史を踏まえて、
あくまでも生活のためというのに泥臭さ(美しく言えば信念)を感じた。



日常で使うものだからこそ美しいものを。

(その考え方、好きー!)


そしてなにより面白かったのが、

見たことある作品の形やロゴ。
耳馴染みのある音楽。
中学の頃耳にしてなぜか覚えていた
アントニオチッテリオ。
なぜだか気づいた時から長らく心惹かれている
北欧文化。


あまりに私の中に眠っていた記憶や昔の感覚たちが至る所で蘇ってきて、懐かしさを感じた程だった。



最近幼い頃から触れていた物事や出来事の伏線回収がものすごい量と勢いで行われていく。


「あ、あの時見てなんとなく覚えていたものの答えがこれか。」


ということが、見たものに限らず、
聞いたことがあるものなどに起きるのだ。
(今回のiittala展に限らず。)



それも「なんでこんな些細な瞬間を覚えているんだろ」と一見意味などなさそうな思い出のひと欠片の答え(正解という意味ではない答え)がそろっていっている。



それがiittala展でもたくさん起きて
「うわぁ」と小さく声が漏れた。



昨日の友人との会話でも、

愛のことや責任のこと…
こうして振り返ってまとめようとしても文字にできないくらい、まだまだ輪郭がなく掴みきれないこと。

でも確実に“なにか”の核心に近づいていて、これからの人生の時間をかけて輪郭を描けるようになるまで、繰り返し自分の中で言葉にして固めていく考えのこと。

を何時間も夢中で話した。



今まで深い意味もなく覚えていたものに
意味をつけていく。
というより、
覚えていたことの意味に気づいていく。



人生は伏線回収だ。


という気持ちが久しぶりに私のなかで確信になっている、!
 


嬉しい。
大切なものに触れて出会って
ここまで私の記憶にいてくれていることが嬉しい。

ということで、最初にも書いたけれど、
他の展覧会に回るのを辞めにして、
iittalaにどっぷり浸かるべく、
迷うことなく表参道のiittalaカフェに向かい、
迷うことなくiittala展期間限定メニューを選び、
ズブズブに胃袋までiittalaに沈めてきた。





iittalaが日本のデザインを取り入れ始めた時、
龍安寺にインスピレーションを受けたらしい。
このまま新幹線に飛び乗って京都に向かいたい自分を抑えるのが苦しい。


けれど夕方からは千葉へ飛んでいく。
ディズニーランドに行ってくる(唐突)。

今日はいろんな世界観に没入する日だ〜


将来は絶対iittalaのアルヴァ・アアルトコレクションの花器をお家に置くんだ!!!

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