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社会を生き抜く自分ver.の声



今、全部投げやりになる時。

みんな自分の
「幸せ」や「充実」に向けて突き進んでいて
その気持ちの裏には
「失敗」や「後悔」を恐れる気持ちがある。

気づけばこの数年で
会う頻度が高まった人もいるし、
減った人もいる。

携帯の中のスケジュール表を開いて
予定をひとつひとつ打ち込んでいく。

頭の中のスケジュール表には
仮決定の予定や、考えていかなきゃいけないこと
をうっすら書き込んでいく。

自分の感じる充実のために動き、
動く予定を入れ、
立ち止まる日を意識的に作る。


そのすべてがどうでもよくなる時がある。


それはきっと、
社会を生き抜く自分ver.の声、で動いている時。


「社会を生き抜く自分ver.の声」
とは、

あくまでも「自分の声」ではあるけれど
この社会の中で心地よく過ごすための手段として手に入れた
「社会の“普通”を混ぜ込んだ選択」のこと。

わっかりづらいけれど
自分の「心からの声」ではない。


他人の声というほどでもなく
かといって
自分の確固たる本音でもない。

というか、
自分の確固たる本音で決めるほどでもない諸々
にどんぶらこと洗われ、
「可もなく不可もなく」というところを漂うことの疲労感。


だから人生の中では
自分の確固たる本音で決める局面
という「イベント」がないとつまらないんだな

そして
自分の確固たる本音で決める局面
があると「生きてる」感じがするんだな。

おもしろ、

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