万年筆 → ボールペン → シャープペンシル → 鉛筆
皆さんが筆記具に求めるものは何でしょうか。
万年筆が好きです。
万年筆にしかない書き心地。インクが紙に染みていく様が最高です。
ですが、考え事などで書くのを止めるとペン先が渇きます。
再度、書き始めた時にインクが出ないのがストレスに。。
インクの減りも早く、コスパが。。。
メイン筆記具を「ボールペン」に変更しました。
サラサラとした書き心地の良さと文字の濃さ。
多色ペンの便利さは、他の追随を許しません。
ですが、ボールペンも、書き始めに一瞬インクが出ません。
（使っていたリフィルの問題かもしれません。）
これも、徐々にストレスに。。
加えて、ボールペンもリフィルの減りが早く、コスパが。。。
シャープペンシルに変更しました。
シャープペンシルは書き始めに書けないことはないので、ストレスなし！
紙と芯の擦れるザラザラとサラサラの中間の懐かしい書き心地。
芯のコスパも良い！！
元々持っていた「オレンズネロ 0.3mm」を使うことにしました。
「自動芯出し機構」は１度ノックしたら、芯がなくなるまで書き続けられる素晴らしいペン！
本体は、削り出しの金属＆マットブラック＆デザイン良しで、所有欲を満たしてくれます。
0.3mmは、筆圧の強い私には少し細いなーと感じて、手持ちの「プレスマン」に変更。
プレスマンの芯は0.9mm。
強めの筆圧と、字は濃いめが好きな自分には0.9mmの芯がちょうど良く、チープなデザイン（良い意味で）と、低価格で雑に扱いやすいのも良い！
でも、軸が少し細くて書き疲れが。。
新しいシャープペンを使いたい欲が出てきてしまいました。
太めの芯のシャープペンシルを探すことに。
色々探した結果、「大人の鉛筆」を選択しました。
「大人の鉛筆」の良い点
・軸の太さが好みの太さ(鉛筆より若干太い )
・軸が木なので、持ち心地に温かみと柔らかみがありホッとする
・軸が木なので、エイジングが楽しみ
・芯の太さが2mmなので力強く書ける
・2mmの芯を書き切るのは時間がかかる、コスパ良し
「大人の鉛筆」のいまいちな点
・芯2mmは字が太いので手帳には向いてない
・専用の芯削りはあるが面倒
・木製軸は見た目が鉛筆なので高級感はない
いまいちな点は挙げていますが、満足してます！
2mm芯の太さは、力の入れ方で線の強弱（太い細い）をつけられますし、
私の生活に高級感な筆記具を使わなければいけないシチュエーションがありませんし、
今回買ったのはベーシックな「木製軸」ですが、「漆塗り」「和柄」のデザインバリエーションもあります。
「鉛筆」を選択したことを改めて考えると、
仕事での書き物がほぼデジタルになったことが大きいと思います。消せないインクで書く必要があるシチュエーションが減っていということでしょうか。
メモ、個人的な物書きは鉛筆でも何も問題ない。
社会人なら「万年筆」「ボールペン」という思い込みを捨てることができました。
当分の間、大人の鉛筆でいくことになりそうです。
今は「 ―和流― 矢羽 濃藍 」が欲しくなってます。
皆さんは筆記具に何を求めているでしょうか？
とはいえ、万年筆の書きごこちは忘れられません。
ペン先の渇きというデメリットを凌駕する「魅力」「ストーリー」のある万年筆に出会えたら、買っちゃうんだろうな笑