Renaママのイタリアコレクション(前編)
NYから帰国後、Instagramに素敵なメッセージが届いていました。
そして、その出逢いが私の人生を加速させたのです。
前回のお話は👇から読んでください。
いつものようにInstagramのコメント欄を見ていると、イタリア人女性からの長文メッセージに気が付きました。
彼女はイタリア在住のデザイナーで、イタリアンレザーにオリジナルのペイントをしているEky👠さんでした。
Instagramで私の作品を見て、是非コラボしたいとのお誘いでした。
そして1カ月後…彼女から、私の作品とコラボする靴👠が届いたのです。
彼女は、私の作品と同じ柄をレザーハイヒールにペイントしていました。
斬新な作品には驚きましたが、彼女の熱意に押された私は、彼女とのコラボ作品を製作することにしたのです。
そして2ヶ月後‥彼女からイタリアコレクションを開催しないか?との提案をされたのでした。
それは半年後のイタリアで開催する日本&イタリアのコレクションの企画でした。
Instagramからイタリアコレクション🇮🇹に繋がるとは想像していなかった私は、海外進出のチャンスに胸が高鳴っていました。
彼女は私をInstagramで見つけた時、「絶対この日本人とコラボする!!」と思ったそうです。
彼女も私と同じく、イタリアから世界進出を目指すデザイナーだったからです。
私の戦略どうり、Instagramから世界へ繋がるチャンスが見えたのです。
そして彼女の熱意ある宣伝により、レザー会社や芸術関係に関わる方達が協賛してくれたり、日本に興味があるオーナーさんからの提案で、1年間無料でアトリエを借りることができたのです。
その場所はアレッサンドリア県にある建物で、イタリアコレクションの会場になったのです。
私達は遠く離れた日本とイタリアで、毎日連絡を取り合いながらコレクションに向け本格的に準備を始めました。
テディベアハウス🧸と言われている建物の一階フロアー全てを1年間アトリエとして借りました。
しかし私には1番の課題があったのです。
それは…私がアパレル会社で働く会社員だったからです。
「休めるかなぁ?」と不安になりながらイタリアコレクション2カ月前に会社に話をしましたが…。
私の5連休のお願いは了承してもらえず、無理だと分かった瞬間…私は会社を辞めることにしたのです。
長く勤めた憧れのマネージャー職でしたが、私は次のステップに進む時だったのです。
イタリアコレクション🇮🇹で、チャンスを掴むことが次のステージに進む道でした。
今思うと…あの時、自分の直感を信じて会社を辞めて良かったと思っています。
本当に迷いなく辞めた自分を称賛したいくらいです。
会社を辞めてイタリアコレクション🇮🇹をしていなければ、順調な成功は無かったと思います。
自分の直感と戦略と心の声を素直に聞いた結果が、今に繋がるのです。
仕事に対して責任感は必要ですが、自分の代わりはいくらでもいるのです。
自分が抜けても、どうにかなるものです。
そしてイタリア🇮🇹に行く日が来たのです。
イタリア🇮🇹に行くのも初めてで、一緒にコレクションをする彼女と会うのも初めて。(笑)
1人でイタリア🇮🇹に行き、初めて会う人達と初コレクションをするのだから、ワクワクとドキドキの全てが入り混じっていました。
そして出発の朝、新しい挑戦に目を輝かせた私は、スーツケース2つを引きながら空港に向かっていました。
そして、想像以上の興奮が私を待っていたのです。
Renaママ