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【note書き初め】2025年の目標と気になる出来事

皆様、С Новым Годом。あけましておめでとうございます。

今回は【note書き初め】ということで、2025年の目標と今年の気なる出来事について取り上げたいと思います。


1.今年の目標

昨年2024年の目標は、「毎週連続投稿の継続」でした。しかし、これはあまり良い目標ではなかったなあと途中で気が付きました。というのも、連続投稿を続けるためには、記事執筆にもスピーディーさが求められるようになり、執筆速度自体はある程度から早くならない以上、それ以前のリサーチを短縮せざるを得なくなってしまったからです。そうなると当然、記事1本あたりの質も低下せざるを得ませんし、何より執筆の義務感が強くなってしまい、楽しみながら書くことが難しかったです。

そこで、今年は方針を転換しようと思います。

「量は少なくとも質の良いものを」

こちらはレーニンの論文からの借用ですが、「質の良いもの」とは、「質の良い作品」だけでなく、「質の良い学習」、「質の良い経験」とも読み替えることができるかもしれません。もしかしたら投稿数は減ってしまうかもしれませんが、時間をかける分、自分の学習の質と記事の質は高めたいと思います。

2.2025年気になる出来事

お次は、今年の気になる出来事です。

2‐1.トランプ政権の誕生

来る1月20日、ドナルド・トランプ氏が米国大統領に就任します。トランプ氏は大統領二期目になるわけですが、バイデン政権から方針が大きく変わることが予想されるため、その動向が注目されます。

僕が気になる点は、なんといってもウクライナ情勢への影響です。トランプ氏は、自分が大統領になれば24時間以内に戦争を終わらせると豪語していますが、未だその具体的な方法は発表されていません。しかし、大統領1期目の際、トランプ氏はプーチンに対し激アマだったことで有名で、ウクライナに対して有利な停戦にはならないのではないか、とも言われています。

また、トランプ氏は気候変動対策について懐疑的で、政権1期目の際は、現在気候変動対策に関する世界的枠組みとなっているパリ協定からの脱退を決定したほどです。気候変動対策の世界的取り組みにに関しても、大きな動きがあるかもしれません。

そして、日本との関係でいえば、安倍首相は1期目のトランプ氏と深い関係を築き、トランプ氏は今でも度々安倍氏のことを「シンゾー」と呼んだりしています。果たして石破首相はどのようなトランプ氏とうまく付き合うことができるのでしょうか。

2‐2.ウクライナ戦争4年目に突入か

今年はウクライナ情勢についても大きな動きがあるかもしれません。それはトランプ政権樹立もさることながら、いよいよウクライナ・ロシア双方に限界が見え始めているからです。

2024年前半、ウクライナの反転攻勢はすっかりストップしてしまい、膠着状態が長いこと続いていました。8月にはクルスク方面への逆侵攻を行ったりもしましたが、戦況全体には大きな影響を与えませんでした。そして、9月に入ると東部戦線でロシア軍の進撃が続き、支配地域が急拡大しました。ゆっくりではありますが、現在はロシア軍がやや優勢になっているのです。

しかし、ではロシア軍にウクライナを決定的に敗北させられるほどの余力があるかというと、そういうわけではありません。ロシアも戦争の長期化によって兵力不足・兵器不足に悩まされており、昨年10月には北朝鮮から兵士が派兵され、さらに北朝鮮から武器を輸入していることが明らかになっています。このように、ロシアも独力で戦争を遂行することが難しい段階にはいっているのです。

こうした状況下では、双方が戦争継続を困難と判断し、停戦協議に入る可能性も十分に考えられます。ただし、それがいつ、どのようなタイミングで可能となるのかは誰もがわかりません。

2‐3.どうなる大阪万博

最後に、日本の話題です。今年4月13日から、大阪の夢洲にて国際博覧会、すなわち大阪万博が開催される予定となっています。日本での万博開催は1970年の大阪万博、2005年の愛知万博から3回目のこととなります。

しかし、大阪万博は開催前から良くない話でもちきりです。

まず、開催費用の拡大です。例えば、会場設備費は当初の1250億円から2350億円と二倍に膨れ上がっており、さらにインフラ整備などの関連費も含めるとその費用は10兆円にも上るとされています。もちろん、物価高騰などのイレギュラーな出来事があったとはいえ、雪だるま式に費用が膨れ上がり、それが県民・市民のみならず、国民全体の税金から出されるのですから、決して無視できる問題ではありません。

さらに、会場設営工事も大幅な遅れが指摘されています。人工島である夢洲はアクセスする道路が2カ所しかないため、アクセスが非常に悪く、さらに地盤が軟弱であるため工事が難航、そしてそうした悪条件によってコストがかさみ、施工業者がなかなか決まらないという状態に陥ってしまい、これが工事の遅れをもたらしたようです。現在工事の進捗率は7割だそうですが、開幕時点で全工事が完了しないパビリオンが出てくる可能性もあるそうです。

このように開幕前からすでに問題だらけの大阪万博ですが、個人的にはどうせやるならうまく行ってほしいと願っています。しかし、より重要なのはうまくいく・いかない、よりも何が原因でうまくいったのか、うまくいかなかったのかということの反省だと思います。東京五輪のときもそうですが、どうも終わってしまうと「いろいろあったけどやってよかった」感が出てしまうのが日本人の悪い癖です。しっかりと反省し、同じ間違いをしないためにはどうしたらいいのかを考える必要があるように思います。

3.まとめ

昨年は1月1日から能登で大地震がありましたし、岸田首相が身を引いて石破内閣が発足し、シリアのアサド政権が崩壊し、さらにホンダと日産の経営統合が電撃的に発表されました。将来どんな出来事が起きるかは誰にもわかりませんし、何が起きてもにも対応できるよう準備しておくことも難しいです。いいことが起こるかもしれませんし、悪いことが起きるかもしれませんし、「いい年」になるとも限りません。でも、何が起きても丁寧に生きていきたいですね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

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