自分の勇気に惚れたとき
こんばんは。森田名月(モリタナヅキ)です。
先日、職場の仲間に退職することを告げました。タイミングは予期していなくて、突如切り出すという感じになってしまいました。
後輩は、意外にも寂しがってくれて。私は指導力が皆無で、みんなに何も教えられなかったし、何も見本にはならなかったと、それだけ後悔していたけど。みんなの顔を見ていたら、そんな弱気なこと言わない方がいいかなとも思った。
あと、2か月。
みんなに伝えると実感が少し湧いた。だけど、不安は日に日に消えて行っている気がするの。何にも決まっていないのに。
4月からどうやって生活していくつもりなんだろう。
こんなにも不透明な未来が楽しみと思えるのは、生まれてきて初めて。私はずっと、安定を求めてきたから。学生時代に受験らしい受験はしなかった。推薦で、楽に行ける道を選んだ。就職も、今のところしか受けなかった。
小さい時からとにかく夢を見つけなければと思っていた。
だから、中学生の頃には、資格を取って今の仕事に就きたいと公言していた。
「それは、本当に?」
誰も尋ねてこなかった。
でも、自分自身には何度も尋ねられた気がする。
「きっと嘘だけど、本当にしてよ」
そう返して納得してやってきた。これで良かったんだと、去年まで思ってた。
でもやっぱり私は違う道も歩んでみたいんだ。何がしたいかはわからないけど、ここではないどこかに行ってみたいんだ。もう一度違う人生を生きてみたいんだ。いろんな人に会ってみたいんだ。
自分の勇気に初めて感動したんだ。
また、違った、感覚。
よーし、残りの時間がんばるぞ!
今日はこの辺で。おやすみなさい。