
Photo by
crecochan
特殊かご形誘導電動機の原理
平成26年度 電鍵三種 機械 問3 (イ)
ここでいう不均一は始動時のみ二次抵抗を大きくするため表皮効果に着眼し、深溝や二重かごとしていると思いますが、これは意図的に導体形状を考えていると理解しています。
これに対して周波数の話が偶然なのか、意図的に周波数制御しているイメージなのかがわかりません。
周波数が高くなれば表皮効果が大きくなりますが、これは我々が周波数を触るとかではなく、二次抵抗を大きくしたい始動時は滑り1(=滑り周波数マックス)でラッキー(周波数と表皮効果という現象が我々に都合よくなっている)といった理解でよろしいでしょうか
お聞きの仕方が難しく申し訳ありません。
周波数は通常意図的に制御するイメージがありますが、この場合は制御していないが都合よく作用しているとの理解が正しいのか不安だったため質問をさせて頂きました。
よろしくお願いいたします。
対応する電験王解説ページはこちらです。
ということで今回は、誘導機の始動時と通常運転時における二次電流の振る舞いとそれによる漏れリアクタンスの影響について解説します。
ここから先は
3,474字
/
6画像
¥ 200
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?