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健全相の対地電圧上昇とは?

令和3年度 電験二種 一次試験 電力 第4問

第4問の(4)に、接地インピーダンスを大きくすると,1線地絡故障の場合には,健全相の対地電圧は相電圧の 【√3】倍まで上昇するとともに,長距離線路では対地静電容量が大きいために間欠アーク地絡が発生して機器の絶縁を脅かす過渡的異常電圧が生じることがある。

この√3倍の算出をもうちょっと詳しく説明して頂けないでしょうか?

尚、この√3倍の場合は、接地インピーダンスが非常に大きく、非接地と認識しても宜しいでしょうか?

図解があれば幸いです。
ありがとうございます!

ご質問

ということで今回は、接地インピーダンスが大きい接地方式において一線地絡故障が起こった場合の健全相対地電圧について解説します。

電験王の解説はこちらです。

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