系統図と対地静電容量

令和二年度　電験二種二次試験　電力管理問3

三相三線式の対地静電容量について質問です。例として上記の問題を上げましたが、対象座標法などに関する質問ではないので難しい質問ではないかと思います。（かんたんなことが分からない質問です...）

三相三線式の送電線において、一線あたりの対地静電容量をCとすると、問題の図にあるように対地静電容量Cが３本表されますが、私はこれを３Cを三本として表記してしまう間違いをします。「三相三線式の図示」がよく理解できていないためと思います。あと、三相三線式３回線ともゴッチャになっているかもしれません。「この線は１相に当たるのか、この線は3線の1線なのか？」のような迷いがあります。この辺りをご説明くださると助かります。どうぞよろしくお願いいたします。

ご質問

ということで今回は、三相三線式においての電気系統図をどう見るかについて解説します。

電験王の解説ページはこちらです。

《電力・管理》〈送電〉[R02:問3]対称座標法を用いた1線地絡故障の計算に関する計算問題 | 電験王2

今回のご質問については、系統図の見方のところでつまづいているのではないかとお見受けしました。まず、大前提として基本的な三相交流の送電線路を図示する場合は、問題にあるような図を使って表します。