推しの生き方をマネしたい。
今日は推しについて書きたいと思います。
『推し』その言葉はキラキラしたアイドルやアニメのキャラクターに使われることが多いですけど
今回の話の中心人物は、その趣向とは全く違います。
ざっくり言うと、コラムやエッセイがメインでたまにテレビにも出る、アフロの元新聞記者フリージャーナリストです。
月の電気代300円以下、ガス契約なしの生活。つまり家賃と食費だけ稼げば大丈夫!ということで、老後の安心をゲット。
お母さんや独身者だけじゃなく、おじさんも子供も、個人がそれぞれ自分の家事を自分でやれば、生活は何も大変じゃない。みんな幸せになれるのに!
そんな発信をされてます。
これ激しく同意します。
生きることの、"今ココ"が実感できるのが家事です。
個人がたくさん集まったら国になるのだから、個人それぞれが"今ココ"が分かれば今後の国の向かっていくべき方向も自然と分かるような気がするのです。(ちょっと話を広げすぎですかね?笑)
だって今の政治をしてるオジサンたち、自分で家事やってるようには見えないんですよ。
子育て中の人が、リアルに何が大変か、生活するために何をするか。
自分が体験してなかったら、やっぱり机上の空論や的はずれな政策が増えちゃうと思うんですよね。
話を戻します。
その人を知ったきっかけは、2年前。
子供のおもちゃや家具や服などが多くて暮らしにくく、家族のケンカが絶えなくなったころ、断捨離を決意して、ヒントを求めてGoogleをさまよっていました。
そのとき、東洋経済オンラインのコラムで、「大量の服を罪悪感なく処分した」という内容の記事を見つけたところからはじまったのです。
『稲垣えみこさん』
もはや、わたしの中ではこの人そのものがコンテンツです。笑
それまでのわたしの"普通"をことごとく
ぶっ壊す生き方
新鮮で、新しい風が吹き抜けた気分は今でもリアルに覚えています。
この記事を見つけてからは、文章力もさることながら、次はどんなぶっ飛んだ内容なんだろう、というワクワクがとまらなくなり
徹夜してすべての記事を読んでしまいました。
そんなこと、中2で初めてハリーポッターの本を読んだとき以来でした(笑)
今は、東洋経済オンラインの方は更新されてないようで、AERA dot.にコラムとして数日おきに更新されています。
また本も出されていて、
わたしが好きな本は
「人生はどこでもドア リヨンの14日間」
稲垣さんが、日本で実践しているぶっ飛んだ暮らしを、そのままリヨンでもやってみた!的な話です。
自分がリヨンに出かけた気分も感じられつつ、またまたどーなっちゃうの!?という展開と、なんだか上手く行く予感と、クスッとなる感じが本当にたまらないんですよね。
元気が欲しいときのバイブルにしていて、すでに7回も読んじゃいました。
他の本も全て読んだのですが
「家事か地獄か」は自分ごととして、家族との関わり、自分が家のことをやるときのモチベーションのヒントにしています。
いつもはKindleで読むのですが、家族にも知って欲しいと思い、本を取り寄せてプレゼントして読んでもらいました。
母の感想としては、
「おもしろいねえ」でした。
が、そんなテンションの感想がほしいんじゃなーい!!
ですよーー。
もっとちゃんと読んで!?ってなりましたけど、まあそこはグッとこらえて、読んでくれてありがとねと言っておきました。
棒読みだったかもしれませんが。
稲垣えみこさんは、もとはバリバリのキャリアウーマンでたくさんお給料をもらい、大きな部屋に住んで、料理するのが趣味で、客観的にみてキラキラした人生を送っている人でした。
服は特に大好きで、服屋ではよく「ここからここまで全部ください♡」をやってたらしいです。笑
そんな人が、退職をきっかけに収納が一切ない、狭い部屋へ引っ越して、
その部屋で暮らすために、ありとあらゆるものを捨てる。
もう断捨離なんてかわいいもんじゃないです。部屋に置けないんだから、今使ってるものでも厳選して、減らして、入るものだけにしなきゃいけない。
そのある意味でのキレっぷりが気持ちいいのです。そしてマネしたくなる!!
しかも減らしたのは家具やものだけではありません。
冷蔵庫や洗濯機、掃除機などの家電製品もどんどん捨てちゃうのです。
でも、便利だから持っていたはずの家電を減らしたら、なぜだか家事も減る。という不思議な体験をしていくことになるのです。
もう、『稲垣えみこ』がコンテンツとして盛りだくさんなので、伝えたいことが多すぎて全然書ききれないので、この辺にします。
とにかく
わたしもそこから、家のいらないものを捨て、最低限の持ち物について良く考えるようになり
スッキリとしたお部屋、ほとんどケンカしない暮らしを手に入れました。
もはや完全に推しですね。
毎日コラムが更新されてないかチェックして、本が発売するとなれば内容はどんなものでも必ず書い、ちょっとキモいですよ笑
ただ、そんな風に生き様がコンテンツになって、人に応援したいって思ってもらえるのって素敵だなと思うのです。
わたしは、本当普通の主婦ですごい経歴はなにもないですけど、そうなれたらいいよなぁと憧れてもいるのです。
この記事がご本人に読んでもらえることは、ほぼないと思いますけど、この応援している熱い気持ちが届いたら嬉しいです!
ひとりでも、稲垣えみこの世界に触れて、今までの生活の概念がぶっ壊れて、ラクに生きるヒントになればいいなと思います。
それでは。