幼なじみ
私には3歳上の姉がいる。
幼い頃は金魚のフンのように、姉につきまとっていた。
そんな私にも転機が訪れた。小学校3年のクラス替えだ。
その頃から仲良くなった友人がいる。
家も近所だったし名前も似ていた為、それからは友人の家に入り浸りともいうほどに仲良くなった。
その友人に小学校6年の時に指摘されたことは、今でも家族や友人・知人に言われ続けている私を象徴する言葉だ。
「NIKOって頑固だよね。」
鋭い、鋭すぎる。
小学校6年にして、私の性格をズバリ一言で言い表したのだ。
幼なじみとは今は年に数回会うくらいだが、それでも会えていない時間を全く感じさせないくらいなテンションで「NIKO、今日も可愛いね!」「本当に大好きー」と言ってくれるほどに陽気で明るい性格である。
友人は人生経験豊富という言葉では言い表せないほどに人生経験がとにかく豊富だ。良くも悪くも。
しかし、その豊かさも今の魅力に繋がっていると思うし、友人のもともと持っている優しさや他人を思い遣れるところ、また少し破天荒なところすら、私は大好きでなのである。
友人は「私と親友でいて、NIKOが変わらず真面目に生きてるって凄い」と言ってくれているが、友人の本質も変わらない。
私は、数は少ないが友人には恵まれていると、そう思う。
友人たちには感謝の想いでいっぱいだ。
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