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「バイリンガル」とは、1+1=2ではなく1/2+1/2=1ということ

最近ようやく、自分の中で英語という言語が脳の中に違和感なく吸収されていく言語になったことに気がついた。 留学に来たばかりの時は、ReadingもListeningも、脳に届く前に複雑なジェットコースターを通って、ぐるぐると面倒な処理を得てからようやく「理解」するという段階に達しているような感覚があった。 Speaking, Writingに関しても、言いたいことが出てくると、SVOCだの前置詞だの倒置法だの品詞だの、ぐるぐるぐしゃぐしゃなジェットコースターで処理したあとに、

    • 差別をしていたのは自分自身だった

      人種差別を撤廃しようという考えは、近年当たり前の意識として浸透しているかのように思える。 そして実際に、人種関係ない、平等な機会の提供という目標においては完璧とは言えないものの、成功していると言えるだろう。 しかし、人種関係なく分け隔てなく接しましょう、ということは正直難しいのではないかというのが、留学を経て実際に身をもって感じた感想だ。 公の場ならまだしも、日常生活に蔓延る人種間の壁というものは、どれだけ訴えかけたとしてもそう簡単になくなるようなものではないように思える