[映画鑑賞記録] [読書記録] Pride & Prejudice
[2008-01-21]
この映画は、まだ英語がよく聞き取れないときに観にいき、そして映像との兼ね合いでなんとか理解した作品です。というわけで、あとから本を読みましたが、今度は映像に邪魔をされ集中できず。結局両方とも中途半端に終わってしまいました。
そんな状態での感想なのですが、まず本を読むときに邪魔になってしまった程映像がきれいです。私はハリウッド映画のドタバタした部分が好きではないので、恋愛映画とは言わないまでも、心の駆け引き等が観られる映画の方がはるかに好きです。
18世紀末のイギリスの上流社会。女には相続権がないため、父親の財産は娘達ではなく、遠縁の男子が家も土地も継ぐということで、母親は娘たちを資産家と結婚させようと一生懸命になり、娘達も、結婚にすべてを賭けています。そんな中で、幸せな結婚を求める主人公。そして主役の2人のプライドと偏見。その、現在とは違う価値観を観るのがきっと楽しいんだと思うのですが、ここまでいかないまでも似たような人を知っている私としては、価値観の違いというより、より極端なバージョンを観せられて、映画館の中で一人で苦笑した覚えがあります。