おすすめスムージーレシピ
今では日本にもヘルシードリンクとしてすっかり定着したスムージーですが、実はかなり歴史のある飲み物。
誕生したのは、今から約100年も前なんだとか。
今回は野菜ソムリエプロでもある私がスムージーレシピいくつかを紹介していこうと思います。
スムージーの美味しい作り方と飲むタイミング
グリーンスムージーは基本的に野菜と果物の割合は6:4で作ります。
野菜と果物も2〜3cm幅くらいにカットしてミキサーに入れ、水を加えて攪拌します。その際の水の量はまず少なめ(80cc〜)にして、状態をみながら少しずつ増やしていくことで自分好みの濃度を見つけましょう。
グリーンスムージーに使われるグリーン、すなわち葉野菜は小松菜、ほうれん草、水菜などが定番。
小松菜やほうれん草は、カルシウムや鉄分、ビタミン類なども豊富なのでおすすめ野菜です。
しかし、ほうれん草を生で大量に摂取すると、結石の原因となるシュウ酸が含まれているため、できれば生食可能なサラダほうれん草をを選びましょう。 水菜はクセがなく、生食も可能なので、グリーンスムージーに使いやすい葉野菜です。
果物はほとんどのものを皮ごと使うことができますが、個人的にアボカドの種やバナナの皮が向いています。
お好みでいいと思いますが、バナナは皮をむいて凍らせておいたものを使うと、より口当たりがなめらかでシェイクのような美味しさになるのでお勧め。バナナを一口大にカットして冷凍しておけば、作りたいときに少量から作ることができて便利です。
スムージーを飲むタイミング
酵素もたっぷりとれるスムージーを飲むなら、やはり朝がおすすめです。
特に、スイカは食べる日焼け止めともいわれています。一日の始まりにスイカスムージーを飲むことで、ミネラルやビタミン補給もでき、水分補給にもなりますね。
ビタミンCやβカロテンの吸収を意識するなら食後のデザートにいただきましょう。食事と一緒に採ることで吸収率が高まります。
ただ、スイカは体を冷やす効果があるので、冷え性や寒い時期には飲みすぎないように気を付けましょう。夏場のクールダウンにはおすすです。
スイカ農家直伝!スイカスムージー
①シンプルスイカスムージー
≪材料:約2人分≫
スイカ 150~200g前後
氷 1カップ程度
はちみつ 大さじ1
レモン汁 適宜
≪作り方≫
①スイカを一口大にカットして種を取り除く。(冷凍保存したスイカでもOK)
②ミキサーに①と氷、はちみつ、レモン汁を入れ、スイッチオン。
③滑らかになるまでまわして、グラスに注げば完成です!
ポイント
*その他お好みでフルーツを加えてもok
*水分量を調節することで、スイカジュースのように楽しんだり、シャーベット状で味わうことも可能です。
②クリーミースイカスムージー
≪材料:約2人分≫
スイカ 150g前後
バナナ 1本
牛乳(豆乳orヨーグルトでも可) 150cc~
レモン汁 適宜
*その他お好みでフルーツを加えてもok
≪作り方≫
①スイカを一口大にカットして種を取り除く。(冷凍保存したスイカでもOK)
②バナナは皮をむいて一口大にカット。
③ミキサーに①と②を入れ、牛乳(豆乳orヨーグルトでも可)を加えてスイッチオン。
④滑らかになるまでまわして、グラスに注ぎレモン汁を回しかければ完成♪
ポイント
*フルーツはアレンジお好みで
*ビタミンC豊富なレモンやオレンジとの相性◎
*冷凍バナナを使うのが断然おすすめ!!
⇒ひんやり食感で口当たりなめらかに。
バナナと豆乳を使えば濃厚スムージー。ヨーグルトなとを合わせればさっぱりといただけます。
スムージーはアレンジ自在なのでお好みでいろいろ試してみてください。
スムージーは、基本的に野菜や果物を丸ごと生のまま使って作るために、野菜や果物の栄養素や熱に弱い食物酵素も無駄なく摂取できます。苦手な野菜も好きなフルーツと組み合わせる事で美味しいスムージーに大変身!美味しく野菜や果物の栄養素を取り入れられるのが魅力です。
➂ヘルシー!スイカの皮(摘果スイカ)スムージー
≪材料:約2人分≫
スイカの皮(摘果スイカ) 100g前後
冷凍バナナ 1本
水(牛乳か豆乳でも可) 100cc~
*その他お好みでフルーツを
加えてもok
≪作り方≫
①摘果スイカを流水できれいにあらい、皮ごと一口大にカットします。スイカの皮を使う場合は、固い外皮をむいて白い部分を使いましょう。
②バナナは皮をむいて一口大にしてミキサーに入れ、①と水を入れてスイッチオン。
③滑らかになるまでまわして、グラスに注げば完成です♪
*スイカの皮も・摘果スイカもたんぱくな味なのでバナナや豆乳・はちみつで甘さを足すと飲みやすいです。
*やはり冷凍バナナ最強です!! ⇒甘さもでて口当たりなめらかに。
摘果スイカにはシトルリンが豊富に含まれます。スイカの皮にもカリウムも豊富で疲労回復効果も高いのでぜひ無駄なく活用してみてください。
野菜ソムリエおすすめスムージーレシピ
スイカ以外でももちろんおいしいスムージーはたくさんできます。
一例をいくつか紹介します。
【①ほうれん草&プラムスムージー】
材料(2人分)
サラダほうれん草 2〜3株
バナナ 1本
プラム 1/2個
水 150cc(お好みで調節)
[ほうれん草に含まれるβカロチンやビタミンCなどの抗酸化物質はがん予防に効果的と言われています。プラムとの食べ合わせで、貧血予防にも◎。ごまとの相性もいいので、気にならなければ入れると尚よし、です。]
【②水菜&りんご豆乳スムージー】
材料 (2人分)
水菜 100g〜150g
アボカド 1/2個
りんご 1/4個
豆乳 50cc
水 100cc(お好みで調節)
[クセがなくて合わせやすいので、さまざまなアレンジがきくのが水菜のいいところ。バナナでも美味しいですが、アボカドを使えば老化防止や血行促進に尚◎。]
【③くきたち&バナナヨーグルトスムージー】
材料 (2人分)
くきたち 150g
バナナ 1本ヨーグルト100g
はちみつ 小さじ1
水 150cc(お好みで調節)
[アブラナ科独特の辛味成分は、がん予防に効果的なイソチオシアネートという成分です。ヨーグルトと組み合わせることで整腸作用、血行促進効果が高まります。オリーブオイルをひとさじ、もしくはアボカドを加えると吸収効果がより◎。]
*これらのレシピはあくまで一例です。
冷蔵庫のお野菜でさまざまなアレンジに挑戦してみてください。
クックパッドの厳選スムージー特集本などもあるので、最初は不安だという方は、よかったら参考にしてみてください。
スムージー食材選びのコツ
スムージーの栄養素を活かすためには組み合わせる食材の相性を考えるのも上手に取り入れるコツです。
栄養素には相乗効果と相殺効果といって、組み合わせるとよい相性のものと、そうでないものがあります。
食べ合わせ一例↓
【良い組み合わせ】
◎ピーマン×オリーブオイル→脂質がβカロチンの吸収効果を高めます。
◎いちご×メロン→どちらもビタミンCが豊富で抗ストレス効果を高めます。【悪い組み合わせ】
✖︎トマト×キュウリ→きゅうりの酵素がトマトのビタミンCを破壊してしまいます。
✖︎ダイコン×にんじん→ニンジンの酵素が、ダイコンの酵素の働きをとめてしまいます。
→酵素の働きを止めるため、リンゴ酢などを少し混ぜると○!
美味しく飲みながら、組み合わせよく賢く栄養素に働いてもらいましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
この記事ではスムージーレシピをいくつか紹介してきました。
何らかのお役に立てれば幸いです。
自分のライフスタイルに合わせて、無理なく取り入れてみてください。