【妄想】トンボ印の農工具メーカーが復刻ブームにのっかるなら?
2~3年前から、若い世代を中心に「昭和レトロ」が流行っています。
ノスタルジックな純喫茶にあつまり、クリームソーダを注文してインスタにアップ。
この社会現象を前に、企業はこぞってレトロブームに乗っかった施策を打ち出しはじめました。
アサヒ生ビール「マルエフ」などの復刻製品や、「ポッキー・オン・ザ・ロック」のような復刻キャンペーンです。
このような復刻製品を見るたびに、
元・農工具メーカーである日工も復刻版を出したい……!
なんたって、104年の歴史があるのだから。
……そう思いつづけていました。
中の人の完全なる「妄想」ベースですが、
もし日工から復刻製品を出すなら?!
昔のカタログと睨めっこしながら、勝手にセレクトしみました。
日工が"トンボ印”の農工具製品でブイブイ言わせてた時代にさかのぼってみましょう。(死語)
ーーーーーーー約60年前
当時の主力製品はショベル(スコップ)、レーキ、ツルハシなどの農業・工業用製品でした。
ラインナップとしてはプロ向けの製品が多かったですが、
住宅施策により”1世帯1住宅”が謳われていたことから農業・工業用製品のなかでも「家庭で使える」製品にも目を向けるようになりました。
そんななか、誕生したのがこちら。
1965年2月に発売された「ローンモアー(Lawn mower)」。
キャッチコピーは「楽しみながらお庭の手入れを」
手押し式の芝刈り機で、芝生の上を転ばせば自動的に設定した寸法に芝を刈込ることができるグッズです。
空前絶後のテレビCMも打ち出して大々的にプロモーションを行ったところ大ヒット。アメリカへの輸出も多かったそうです。
女性やお子様でも使いやすいことを印象付けるため、広告には女性モデルが起用されていました。
個人的に、この女性モデルたちのファッションが大好きなのでまとめてみました。
▼ローンモア・レディース
ほんとファッションが好きすぎる。芝刈り機がセグウェイに見えてきます。
一世を風靡したらしい、ローンモアー。
改良を重ね「トンボモアー」にリブランディングされたことは確認できましたが、その後ヒッソリと製品ラインナップから消え去ってしまいました。
何があったのか?
現在はエンジン付きの芝刈り機が主流ですが、時代はカーボンニュートラル。
ノーエンジンでエコなローンモアー。
芝生のお庭があるお宅がどれほどあるのかわかりませんが、
令和ver.で復刻してみたいです。
同じようなものが未だにいろんなメーカーから出ているので、全然使えると思うのです。
まずは現物が残っていないので、ヤフオクで探すところからですかね?
おわりに:時代は繰り返す
余談ですが、数年前に社長がドイツにてロボット型芝刈り機を見てから虜になったのか、芝刈り機の製作をグループで本気で検討していた時期がありました。
よっぽど気に入ったのでしょうね。
なんだかんだ頓挫したのですが……
妄想ではなく、本当に復刻されるかもしれませんね。
(宣伝)ローンモアーは引退しましたが、ショベルはまだまだ現役です!
(終)
ライター:SO