確定申告で払いすぎた税金を取り戻すまで Part1
去年の確定申告ミスに気づく
さて、すっかり確定申告のシーズンも過ぎ、春休みも過ぎ、花粉の季節も落ち着いたので
見ないふりをしていたあるものに手を付けようとおもいます。
それは………2年前の還付金の請求。
今年の確定申告は、去年より頑張っていろいろ調べて時間かけてやったんです。来年の自分のために備忘録日記まで書いて。
そしたら、還付金が結構返ってきたんですよ。30万くらい。
「わーいやったぁ」と喜ぶ前に、「え?なんで?」って驚きました。
だって、私、去年追加で税金払ったよ…?
10万以上払ったよ?え?え?なんで?
去年はそういうもんかぁ、フリーランスって大変やなぁなんて思ってたけど、今年も同じような働き方してたのにおかしいぞ。
慌てて去年の確定申告書類をfreeeから引っ張り出してきて、今年の分と見比べてみました。
源泉徴収税額、まるっと抜けとる
そしたら、フリーとしてもらっていた報酬から引かれていた源泉徴収税を、書いてなかったんです。
50万くらい。
書いてなかったんです。
ウソでしょ…
「源泉徴収税支払いのある事業収入はありますか?」の欄に「いいえ」を選択してたんです。
え…?去年の私、どんだけ馬鹿なの?
もう呆然。事業収入なかったら、あんたフリーランスじゃないやん。
タダの無職やん。
更正の請求はとてもめんどくさいらしい
呆然としてても仕方がない。
気がついてよかった。今年の私、偉い。
というわけで、早速払いすぎた税金を取り戻す方法を調べていると、どうやら「更正の請求」という手続きが必要らしいのです。
過去5年までさかのぼって請求できるらしい、まずは一安心。
しかしこの更正の請求はとてもめんどくさいらしく、他の方もnoteで書いてました。
読んでるだけで、面倒くささが襲ってきます。やだーーーやだやだーー。
なんでもう一回申告し直すような手間がいるのよー、と思いましたが、こちらの記事にもある通り
はい、すみません。2年前の私は本当になにも知らなかったので、freeeにいわれるままに適当に入力してました。
他に間違いがないかと言われると、わかりません。おっしゃるとおりですね。ハイハイすみませんでした。
と、すっかりひねくれつつ、やることがむずかしそうだったので、一度税務署に聞いて見ようと思いました。
しかし、気がついたのは3月頭。税務署が最も忙しい時期。
今いってもさんざん並んだ挙げ句、「去年?はぁ?」みたいなリアクションされるかもしれない。心折れちゃう。
というわけで、確定申告期限を待ち、子どもたちの春休み終わりもまちました。そして「明日やる」「明日こそやる」でなんやかやと後回しにした結果、今日に至ります。4月後半。
e-Taxでできるらしいので
重い腰を上げて、やっとこスタート。どうやらe-Taxでも更正の請求はできるらしい。
e-Taxにいい思い出は1ミリもないけど、外に出るよりはマシかなぁという引きこもりの発想から、トライしてみることにしました。
そしたら割とスムーズに更正の請求までいけたんですよ。
まず、国税庁の「確定申告作成コーナー」から「新規に更正の請求書・修正申告書を作成する」を押します。
マイナポータルと連携してあるので、マイナンバーカードでログインすれば楽なはず!
事前確認画面で、「令和3年分」を選んで、、、、ええと私の場合は「所得税の更生の請求」を選びます。
その後は、マイナポータルとの連携でログイン。ココは何回もやってるからスムーズ。あら、いい感じじゃない?
その後、こんな画面がでてきて固まります。
マイナポータルから過去の申告のデータを参照してくれるのかな?そしたら入力減るのかな?とウキウキして押すと、医療費しかでてきませんでした。。。
医療費控除は対象になってないので、スルー。ちぇ。
なにやら確定申告書データが有れば、入力が楽になりそうな情報が出てきました。ちゃんとPDF控えてるぞーと、「確定申告書データ利用」をクリック!
しかし、pdfではなく「確定申告作成コーナーで作成した.data拡張子のデータのみ」といわれ撃沈。なにそれ…まあそうだよね、pdfから読み取ってくれるようなお利口な機能ないよね。e-Taxだもん。
でも、e-Taxで申告してるんだから、今からでもできないかな?と諦められない私は再度チャレンジ。
色々調べた結果
は…マジで…マジでマジでお前はよぅ…お役所そのまんっまだなぁe-Tax!!
どんだけ縦割りなんだよ!同じ役所なのになんで互換性がないんだよぉ!
とひとしきり叫んだところでどうしようもない。
あきらめて、データ作成を一からやり直します。うぅ…freeeでやりたい、freeeがいい…涙
ここからまた、去年のミスが色々と発覚するのですが、今日はここまで…