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三者面談が二者面談になった話

中一息子がまたやらかした。
やらかしたことはネタにして笑うしかないので、ネタにする。

読書感想文の宿題は、当日の朝6時まで書いてなんとか間に合わせた息子、

今日は三者面談である。

初めての三者面談。
私は担任の先生とお話しするのも初めて。
成績も可もなく不可もなく、いや少し不可寄りだけど、まあ怒られるほどではなかろう。

色々考えながら、それなりにドキドキして教室に向かった。

来ない。

息子が時間になっても来ない。
廊下でしばらくウロウロして、先生に「あの、息子が来てなくて…」という。
「部活でちょっと遅れてるんですかね」と先生。

仕方なく、二人で少しだけ話す。
5分経過。
来ない。

面談時間は15分である。

あ〜〜もう〜〜〜〜〜!!!!!!
もう二者面談でいいです、と言いたくなったが、そうもいかないので、グラウンドまで呼びにいく。先生と一緒に。

先生が野球部にむかって大声で叫ぶ。

来た。
ニッコニコの全力笑顔で走ってきた。
額に汗して、そりゃあもうサワヤカに「忘れてたっ!トスバッティングが楽しすぎて!!」とのたまった。

ここまでで10分経過である。
面談時間は15分である。

残り5分、超特急で最低限のことだけ伝えてもらい、やはり可もなく不可もなく、基礎はわかってますが応用が…的なコメントをもらい、でもまあ部活を頑張ってますからね(面談忘れるくらいに)という話をし、私からは、まじで真面目そうに見えて提出物とか約束とか忘れがちなので、厳しくしてください!と切実な訴えをして面談終了。

はぁ。
もう、もうね。
もしかしてやるんじゃないかとは思っていたけど、本当にやりやがったよコイツ。
本当に、やりやがったよ!!!!

マイペース、のんびり屋、おおらか。
息子が受けてきた評価を一度たりとも言われたことがない私には、その気持ちが全く理解できない。

私はせっかち、計画的、心配性。好きな言葉は前倒し。嫌いな言葉は後回し。まるで凸凹のように、私と正反対の息子。
まだ中一だけどこれからどうするんだ、いつまでこんななんだ、と心配性&せっかちが暴発寸前だ。

一方の息子は、いやー今日も部活楽しかった〜!と楽しく帰宅した。
三者面談を忘れてたこともほとんど忘れている模様だ。

イライラを抑えるために、ポジティブに捉えようと思案する。

生きているだけで100点満点。
野球に一生懸命のスポーツ少年だし
勉強はしないけど読書は好きだし
ゲームもスマホもそんなにしないし
ぶつぶつ

疲れるわよ。本当に。

子育ては常に綱渡りだ。
「うちの子めっちゃいい子!生まれてきてくれてありがとう!」と、
「はぁ〜?なんやねんこいつまじ人生なめとんのか」の間を行ったり来たりしている。

疲れるよ。

まもなく、夏休みである。
計画的にやらなければ絶対に終わらない量の課題がでている。
まもなく、夏休みである。

あ〜〜もぉ〜!



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