まるでわんこそば――ちびっこスタッフと作るチャーハン
「わたしが、あさごはんつくる!」
布団からむくリと起き上がるなり、三歳児スタッフがのたまいました。
「チャーハンね。わたしひとりでつくる」
そこまで言うなら、せっかくの休日だしやってもらいましょう。
というとこで、チャーハンを作ってもらうことに。三歳児が主体で作り、大人はお手伝い――ということで、できるだけ簡単に、さくさく作れるようなレシピとなっています。
ということで、ほんとに美味しく作ってくれたので以下、覚え書きです。
◎子どもと作るチャーハン(子ども二人分)
①溶き卵を作る。ツナ缶の油や水気をきっておく。(最初にやっておくと、子どもと作るとき、あとで慌てなくて済みます)
②フライパンで油をよく熱し、溶き卵を加えて、木べらでまぜる。
③卵が固まりきらないうちに、お茶碗一杯分のごはんを入れて一緒に炒める。
④チューブ生姜をちょっぴりと、塩、こしょうを加えて一緒に炒める。
⑤ツナを加えて一緒に炒める。
⑥小さじ1程度の醤油を、(お米でなく)フライパンにかけ、じゅわっとしたところを全体とさっとまぜる。
→できあがり!
そんなこんなで作ったチャーハン。
あくまで大人はお手伝い、作るのは三歳児。
んがしかし、「どうせ食べるなら美味しいチャーハンが食べたい」「卵は火が通りすぎてカリカリよりも、ふわふわがいい」という気持ちを捨てきれなかった、食い意地の張った大人。
あたふたやっていると、火が卵に通りすぎてしまう。その思いから、「ハイつぎ!」「ハイつぎ!」と、まるでわんこそばのように三歳児へ材料を手渡していきました。
そんなわけで、ちびっこと料理をするときの事前準備の大切さを、改めて思い知った朝となりました。
ちなみに、作ったことで満足しきった三歳児スタッフは、半分くらい食べて「あと、ママにあげる」とのこと。
「自分で作ったお料理は格別☆ ぜんぶぺろり!」みたいな理想図が食育を語るときってあると思うのですが、現実とのこの格差よ……!
でも本当に美味しくて簡単なので、お子さんとのお料理はもちろん、手軽にチャーハン食べたいときにでも、ぜひ作ってください!
お子さんがフライパンを使うときは、手首付近の腕をやけどしやすいので気をつけてくださいね。
おまけ
https://twitter.com/saba_tin1/status/1276665240885723136?s=19
三歳児スタッフがチャーハンを作ってる間、真似したくて仕方なかった一歳児スタッフには、卵と牛乳、半量ホットケーキミックスをひたすら混ぜてもらっていました。
これはこれで美味しくいただきました。
ごちそうさま!