失敗できてる?
ほかほかのニワカ☆その1
「あー、失敗した〜」
と、失敗したときに言ってしまう人は多いはず。
「あー、もう、なんでまた失敗するの〜、バカなのか、わたしは!」
と、私は毎日そう叫んで落ち込んでいます。
ところで、人は失敗すると、なぜ「あー、」と残念がるのでしょう?
考えてみれば不思議なものです。
失敗するのが嫌だからでしょうか?
たしかに、失敗するのは嫌なものです。
でも、なぜ失敗するのが嫌なのでしょう?
うーん………
無意識に「失敗はダメなこと」と、思っているからかもしれません。
私は、いつそんなことを思ってしまったのでしょう。
残念で、なりません。
でも、落ち込むことはないのです。
ここで、頭の中に一抹の不安を感じる私が、本日学んだニワカ知識を発表します。
世の中には「失敗できた」と喜ぶ人がいるそうなのです。
その人は、失敗したということは失敗した理由がある、それを改善できれば成長できるじゃないか、と捉えるのだそうです。
なんと向上心がある人なのかと、私は感服してしまいます。
確かに、人は、成功ばかり求めてしまいがちです。
でも、成功ばかりでは浮かれ気分に満ち溢れて、成功した理由を考えることも、より成功するように改善しようとも思わないでしょう。
それでは人は成長しませんし、成功する喜びも無くなってしまいます。
なんと勿体ないことでしょう。
失敗できたからこそ、成長がありその先の成功に繋がります。
それを知っている人は、失敗すると「失敗できた」と喜ぶのだそうです。
なるほどー、と私は感嘆なため息をつくのでした。
そう言えば、父親に「今日は何を失敗した?」と聞かれて育った成功者の話を聞いたことがあります。
こうなってくると、失敗しない生活とは、なんと面白みのない生活なのでしょうと思えてきます。
よし、明日からも、毎日の失敗する生活をしようと、失敗することには少しの自信のある私は思うのでした。
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