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高血圧の判定基準の変更


高血圧の特定検診の基準値

2024年4月から
高血圧の特定検診の基準値

が現在の140/90mmHg以上から
160/100mmHg

へ変更となりました

2019年の英国政府のガイドライン(NICE)で、
高血圧に対する医療介入は
収縮期160/拡張期100mmHg以上となっています



日本は、この世界の潮流から
取り残されていた背景から
ようやく重い腰があがったようです


最高血圧と最低血圧の差のことを
脈圧というのですが

この間は30くらいが
望ましいとされています

この間が極端に狭すぎると
血液が抹消に流れにくくなっている


反対に脈圧の差が広すぎると
血管の弾力性が低下していることの
ひとつの目安になります



血圧の作用

なぜ血圧はあがるのか…

それは血管の圧力をあげることで
全身の血流を良くするためです


ということはそうしたくなる
理由が生体にあるということです


寒さを感じれば
体温をあげるために血圧はあがります


血液が滞れば
血圧をあげて血流を
良くしようと働きます


ストレスがかかると
交感神経が優位になり
血管を収縮する方向に働くので

体は血圧をあげて
血管を広げるように作用します


食生活から
血管にコレステロールなどの
不純物の詰まりがおこると

それを循環させるために
血圧はあげる方に働きます


それらはすべて生活習慣や
気温などの外的要因から影響します



そういった自然な作用を
降圧剤で無理やり血圧を下げてしまうと
体は不自然なリズムを刻むことになるのは

少し考えれば自ずと見えてくるはずです


自然の摂理として
不自然なものは淘汰されるので

薬を飲み続ける結果として
他の病気を招くことになりかねません


体の声に耳を傾ける

医療機関に言われたから
薬を飲み続けるのではなく

大事なのは
自分の身体の声をきちんと聞いたうえで
取捨選択することです



これはなんにでも
言えることかと思いますが

目の前の不安や恐怖に囚われていると
本当に大事なことが
見えなくなってしまいがちです


特に命に関わることとなると
尚更かもしれませんが

一旦、その恐怖や不安と向き合って
できることなら手放していく

そんな選択を取る道へ進むことが
健康の道を進むということにもつながります


医療と政治と経済の癒着に
振り回されるのではなく


自分自身で立って
健康寿命の長い大人が
日本でも増えていくことを祈ります


最後まで
ご拝読ありがとうございました 8->






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