心象
2019年5月21日
お風呂上がり、歯磨きしていた瞬間。
ふと中3の夏を思い出した。
胸がきゅってなる感じ。
薬でも飲んで自分が自分でなくなって
溶けてしまえばいい。
夜の生ぬるい空気に溶けていく、私。
夜中に家を抜け出して、
好きだった音楽を聴きながら
公園のブランコて夜空を見上げる。
赤い繭の男のように
このまま溶けてしまいたかった。
歴史学はむずかしい
つかめそうでつかめない、
中原中也の詩を思い出す
"ゴム風船の うつくしさかな''
儚いから尊くて愛おしいのだろうか、
手放したゴム風船は風と共に二度と戻らない。
イギリスの階級制度は興味深い。
今の日本人は階級など意識しない。
ひと握りの上流層はするのかもしれないが。
ゼミ発表のレジュメを書かなきゃ、
本は好きだ。共感を与えてくれる。
一緒にどこまでも落ちてくれる。
日曜日の人々があったなら、
私は何を書くのだろう?